Unityで物体を動かす

Unityで物体を動かすために、ゲーム内のオブジェクトを動かすプログラムを書きます

1. スクリプトの作成

プロジェクトウインドウを右クリック

CreateからC# Scriptを選択

2. スクリプトを開く

VSCodeなどのコードエディターを使用

3. プログラムを書く

実装したい内容

1. オブジェクトが今いる座標をデータとして取得する

2. そのデータを書き換える

3. 書き換えたデータをオブジェクトの座標に反映させる

サンプルコード

code:Sample.cs

using System.Collections;

using System.Collections.Generic;

using UnityEngine;

public class Sample : MonoBehaviour {

// Start is called before the first frame update

void Start(){

}

// Update is called once per frame

void Update(){

Vector3 v = transform.position;

v.x += 0.01f;

transform.position = v;

}

Updateメソッドは1フレームごとに毎回実行される

よくゲームで60fpsとか聞いたことがあると思う

これは1秒間に60回更新されるという意味

更新されるということは、その間に何か処理が行われて、もう一回画面を描写するということ

例えば回復薬を使ったら、次の画面では体力が回復して、回復薬が1個減っている状態の描写をする必要がある

Vector3 v

Vector3型の変数vを用意

transform.position

オブジェクトの今いる場所の座標のこと

transformとは、オブジェクトについてるtransformコンポーネントのこと

positionとは、transformコンポーネントが持っているpositionという情報

プログラミングの世界では前の変数.後の変数という書き方をすると、前の変数の中にある後の変数の情報をとってくることができる

Vector3 v = transform.position;

vに現在の座標データを入れますという意味

v.x

vという座標データの中のx座標のこと

0.01f

fがついているのはfloat型ですよという意味

v.x += 0.01f;

vのx座標を0.01増やしますという意味

transform.position = v;

さっきxを0.01増やしたvという座標データを現在の座標に反映しますという意味

4. スクリプトをオブジェクトにアタッチする

プロジェクトウインドウにあるスクリプトを、ヒエラルキーにあるオブジェクトの名前にドラッグアンドドロップする

するとオブジェクトにスクリプトが搭載される

5. ゲームを再生する

シーンビューの上にある再生ボタンをクリック

するとオブジェクトが移動する！

もっと掘り下げた内容はこちら

-> Unityにおける移動