大工の仕事
「1人前になるまで何年もいかなあかん」
大工仕事で一番大変なのが、基礎と寸法
特に寸法は「まちごうたらいかんきね」とのこと。
最初に木をこしらえるときに、墨付け(寸法)をする。
本間で9尺4寸5分、長間で9尺3寸、土地が狭ければ9尺といった具合。
収入は見習いで月何千円、1人前になると数万程度になった。(昭和40年頃)
また、往時道具を自前で揃えるのが大変だったようだ。