DTMプラグイン雑多メモ
iZotope Neutron3
結構重いので、CPU負荷を調べてみる。
オーディオ3トラックすべてにNautronを刺し…
すべてを無効化して再生した時:2-3%
フル機能を使って再生したとき: 12-15%
モジュールを(3トラック)外すごとに1-2%ずつ負荷が変わる。
結論
使わないモジュールをオフにすることで軽くできる。だいたい1%前後
Neutronのオートは音がバチバチしがちなのだが、その原因はだいたいエキサイタ。音が気に入らなければ真っ先にオフにすべき。またCPUパワーもエキサイターが一番食いやすい。
コンプ2も特に不要であればオフにしても良い
逆にEQは使いやすいので常にオンにしたい
各モジュールの説明とメモ
Sculpter
内部的にはコンプとEQがいっしょになったようなもので、目的としてはiZotopeが用意した、楽器ごとに理想的な周波数バランスに近づけるエフェクト。
つまりiZotopeの想定外の楽器や、どの楽器とも言えないシンセ、予測不可能エフェクトなどにはほとんど効果がない(All-purposeというものもあるが、きわめて目的があいまいである)
つまり…EQで十分では?
本来はEQでやるものだが、次にくるEQを簡略化するための下準備の役目をはたすようだ
EQ
普通にEQ
ExtLog表示がデフォルト
ポイントごとにソロリッスンができる
ダイナミックEQをオンにして、過剰な音を抑え込むことができる
簡易マルチバンドコンプにもなるし、ディエッサーにもなる
コンプ1
普通にコンプ。
ここでは音量の上がりすぎ、下がりすぎを均す目的で使う。音作り関係はコンプ2で行う。
コンプ2
パンチ、モダン、ビンテージの3種がある。アタックとリリースを調整したいならパンチを、質感を調整したいならモダンかビンテージを使う。
パンチは『音の立ち上がり』を残してほかをすべて潰すことでパンチを与える。%を上げればパンチを与え、下げると逆に頭が凹んでリリースが伸びる。
モダン、ビンテージは、コンプ1で抑えきれなかった突発的な音を抑えるためのリミッター、もしくは常時かけておいて質感を変える目的など。
特にアタックや質感を変える必要を感じなかったら使わなくて良い。
エキサイタ
音を目立たせるもの。音を軽く歪ませ意図的にノイズ成分を含ませる。特に高音部が強く前に出る。
Learnさせるとだいたい音がギラギラになりがちなので、まずはこれをオフにすることから試してみよう。
見落としがちな機能
実はアンマスク(MIXの音域のかぶりを防ぐ機能)がある。サイドチェインで入力して
実はリミッターがある。モジュールではなく右側のフェーダーの上にスイッチがある。
実は定位(パン)を操作できる
実はモノ化ができる
実は位相反転ができる
実はステレオを広げることができる
実はゼロレイテンシモードに切り替えられる(ゼロレイテンシモードではSculptorが使えなくなる)
ユーザーがいじるべきなのは
EQ。
コンプのスレッショルド。
ほかはミックスレベル程度。