ぼくのScrapboxの使い方 その4〜「All」のメインは手帳としての役割〜
ここで、いよいよ「All」と名付けた、ぼくのすべてのScrapboxのプロジェクトを統括するプロジェクトについての話に進んでいきたいと思います。
「All」には、これまで解説した「/choiyakiBox」や「book scrapbook」のページが全て入っています。それらに加えて、1日1ページ形式で日付がタイトルとなっているページもあれば、焙煎したコーヒー豆についてのメモ、読書メモももちろんありますし、飲んだビールの記録も「All」につけていっています。文字通り、すべてのメモというメモを集約している場所、と言えます。 ちなみに、個人の情報が満載なので、「All」はプライベートプロジェクトに設定してあります。
あらゆるメモが混在している中、「All」が担うことで一番重要なのが、手帳としての役割となります。ぼくはScrapboxを手帳としても使っているわけなのです。
手帳は、主に
年間インデックスページ
マンスリーページ
ウィークリーページ
デイリーページ
メモページ
から構成されていると思います。すべてのページが用意されている手帳もあれば、年間インデックスとマンスリーとメモからなる手帳や、年間インデックス・マンスリー・ウィークリー・メモからなる手帳など様々で、各ページのレイアウトも多種多様にあります。そんななかで、どんな手帳にも存在するのが、マンスリーページではないか、と思います。
というわけで、1日の中でもっとも参照する回数が多く、表示している時間が長いのが、今日の日付のデイリーページとなります。そこには、今日の時間割、完了させたいタスク、ちょっとしたメモが書かれていくことになります。 デイリーページは、その日がくるだいぶ前に、日付をタイトルとするページをあらかじめ作っておき、ぼくは教員をしているので、そこにその日の自分の時間割を書き入れておきます。
新たなタスクが発生すれば、今日以降の日の時間割やタスクを確認して、いつに完了させることができそうかを考えて、デイリーページに割り振ります。
なので、今日のデイリーページを開くと、その日の時間割およびスケジュールと、その日に完了させようと考えたタスクが並んでいる状態になっています。
手帳のデイリーページに、スケジュールとタスクを書き入れていくイメージと全く一緒です。
そして、このデイリーページを起点とし、Scrapboxを使っていくわけです。
また、デイリーページをメインとしつつ、それらを束ねるマンスリーページもつくっています。 マンスリーページにはそれぞれの日付へのリンクを書いておき、その月のデイリーページへと1発で移動できるようにしています。
また、各マンスリーページへのリンクを書いた年間ページも作成しており
年間ページ
マンスリーページ
デイリーページ
の3種類のページを作ることで、Scrapboxを手帳として使っています。
と、ここまでは、紙の手帳の真似事をしているだけにすぎないわけですが、Scrapboxに手帳ページを作っているのは、紙の手帳にはないメリットがあるからなわけで。
次回はそこのところについて書いていきたいと思います。
では、お読みいただきありがとうございました。