なぜ動画編集を辞めたのか
過去の動画編集フリーランスとしての独立経験が事業哲学の礎。
失敗と内省を通じ、現在のキャリア選択に影響。
教訓①:自信の欠如は価値を毀損する
独立当初、自信がなく「1本5千円」という安価な価格設定を自ら提示。
工数に見合わない報酬で、スキルや時間への正当な対価を得られなかった。
結果、「クリエイターとしての価値がない」「向いていない」と感じる負のスパイラルへ。
学び:価格は自信の現れ。適正な価格設定は価値とモチベーション維持の生命線。
教訓②:事業は「スキル」だけでは成立しない
編集スキルはあったが、集客やマーケティングの知識がなかった。
活動拠点が「田舎の古民家」で、物理的に新規顧客開拓が困難。
学び:「つくるスキル」と「届けるスキル」は事業の両輪。
現在への応用:この教訓から、AppSheet副業はリベシティ内でスモールスタート。
教訓③:「自由」は「健全な不満」を奪う
「いつ何をやってもいい」自由な環境だった。
しかし「他にやることがない」状況と重なり、状況改善へのエネルギーが湧かなかった。
学び:モチベーションは希望だけでなく、「このままでは嫌だ」という不満からも生まれる。
教訓④:「環境」とは居心地ではなく「機会」のこと
作業場所の古民家自体は「面白い」と感じていた。
しかしビジネスの観点では、顧客開拓の機会を制限する「最悪の環境」だった。
学び:働く環境は、快適さ以上に「機会に接続できるか」という戦略的視点で選ぶ。