壮にして学べばすなわち老いて朽ちず
フローで学んだ気にならず、ロングテールの学びを見つける
仕事中に学んだことを勉強と捉えてしまうと、老いて朽ちることになります。
いくら詳しくなっても定年すればそれで終わり。
その後の人生に役に立つかどうかわかりません。
しかし、仕事の勉強でも、さらに深くその背景とか土台となっている思想にまで踏み込んで勉強しておけば、それはロングテールの学びになります。
私は教師ですから、若い時はその年齢の子にどのようにして良い絵を描かせたらいいかを研究していましたが、その方法自体は定年後、せいぜい画塾の先生になるくらいにしか役立ちません。
しかし、その時に人間が描く発達段階でどのような心理なのかということから学んだ発達心理は、定年後、さらなる勉強や知的生産などについて役立つわけです。
仕事の学びが「好き」な段階まで、さらにそれを通り越して「楽しみ」の段階までいげは、それは「壮にして学ぶ」ということだと「知的余生の方法」の中で行っています。 また、「知的余生の方法には、そなような人たちの霊がたくさん載せられています。 倉下忠憲氏は、若い頃コンビニの店長をされていましたが、現在はやめて著述業をされています。
しかし、その時に学んだことを今でも研究されており、ほんま出されています。
コンビニの店長をしながら、そこから生涯学べることを見つけることができるのです。