音読
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「ヘッセの読書術」に、ヘッセが語った言葉として、「親しみを感じさせてくれる言葉を持つ愛読書はいつも音読すべき」とある。請求に読むのではなく、受容能力のある都合の良い時間にゆっくりと楽しんで読めと。これは、読書というもののあり方という文脈の中で語られた音読
齋藤孝氏は、語彙力こそが教養であるの中で、音読が日本人の語彙教育になったのではという。これは、日本語能力を高めるという文脈で使われている。
佐々木俊尚氏は、読書は昔は何人もの人が集まって音読をするものであり、近世になって個人のものになった、と行っていた。これは、共同体を語る要素として「子育て」「音楽」とともに語られている。
音読には、個人の読書のため、共同体の絆のため、日本語力を高めるためといった機能があるようだ。
2023-12-16