過活動膀胱
尿意切迫感を必須とする症候群
【除外診断】
尿路性器感染症、膀胱癌、膀胱結石、間質性膀胱炎、子宮内膜症、前立腺癌、尿道結石、心因性頻尿、多尿
【病因】
神経因性:脳血管障害、脊髄障害
非神経因性:下部尿路閉塞、加齢、骨盤底の脆弱化、特発性
【症状】
頻尿
夜間頻尿
切迫性尿失禁をきたすこともある
【治療】
抗コリン薬の経口投与(残尿や排尿障害を伴う場合は投与できない)
ボツリヌストキシンボトックス注射(難治性(3か月以上)の場合。排尿筋の収縮も抑える)