軟骨肉腫
• 概念
– 軟骨内骨化により成⻑。成⻑が完了すると腫瘤の発育も停止。骨腫瘍の 約20%を占める。単発性と多発性があり、特に多発性の家族性発生例は 常染色体優性遺伝のことが多い。
• 好発年齢
– 約半数が10歳台に発生するが10歳以下や20歳台にもみられる
• 好発部位
– 大腿骨遠位、脛骨近位、上腕骨近位骨幹端部
• 画像所見
– 局在:骨幹端、皮質・髄腔病変
– 辺縁:骨と連続、有茎性
– 骨破壊:なし
– 骨膜反応:なし
– 腫瘍内部:先端部に軟骨帽が存在、軟骨基質の石灰化(プチプチした石灰化)