線維性骨異形成
• 概念
線維性骨異形成
– 骨形成障害の一種。全骨腫瘍の約5%。単発性と多発性がある。多発性、 皮膚色素沈着(カフェオレ斑)、思春期早発症を有する疾患はAlbright症 候群と呼ばれる
• 好発年齢
– 半数以上は10才未満と10歳台に発生
• 好発部位
– 大腿骨近位が最も多い。半数以上は大腿骨および脛骨である。
• 画像所見
– 局在:骨幹端、髄腔病変(centric) – 辺縁:sharp sclerotic、膨隆性
– 骨破壊:地図状
– 骨膜反応:なし
– 腫瘍内部:すりガラス状、嚢胞変性(変性しやすい。すりガラス状が見られなくなっちゃうことも)