絨毛性疾患
■絨毛性疾患の経過
●胞状奇胎の治療として子宮内容除去術を行うと,多くは治癒する.しかし,十数%は子宮内容除去術後に侵入胞状奇胎や絨毛癌へと進展する.これらは早期より血行性転移する可能性が高いため,フォローアップによる早期発見が重要となる.
●侵入奇胎:全胞状奇胎の10~20%,部分胞状奇胎の2~4%が侵入奇胎に発展する.子宮内容除去術後6ヵ月以内に発生することが多い.
妊娠性絨毛癌