危険間隙
咽頭後壁と椎前筋の間に存在する。
咽頭後間隙(咽後間隙)は頭蓋底からC7~Th2レベルに存在し、危険間隙は頭蓋底から横隔膜まで連続して存在する。
咽頭後間隙(咽後間隙)と危険間隙の間には翼状筋膜が存在するが画像での識別は困難であり、両者は1つの腔として扱われることが多い。
危険間隙は、閉鎖間隙ではないので上下に炎症が広がり、縦隔炎(降下性壊死性縦隔炎)を引き起こすことがある