Bricks: Laying the Foundations for Graspable User Interfaces
担当 hama1185.icon
hama1185.icon Hiroshi IshiiがNTT時代でびっくり
hama1185.icon Bill Buxtonも著者にいる豪華
https://www.youtube.com/watch?v=ydy1O7IDzyc
https://scrapbox.io/files/6549ccf4732276001b1090c5.png
論文の紹介
レゴ・ブロックのような,小さな物理オブジェクトを仮想グラフィカル・オブジェクトが表示されている大型のスクリーン上に置くことにより,仮想オブジェクトを直接操作するためのハンドルになる.ディジタル情報を直接両手でつかみ操作することが可能になる.
Study 1: LEGO分離タスク
テーブルの上に置かれた色つきのレゴブロックの大きな山を提示され,できるだけ早く色ごとに山に分けるよう求める.
この時の,タスクの動作を観察することでアクションボキャブラリーを推定する.
拾う,落とす,滑らせる
同時に動かす
腕を交差させる
これらの結果から,システムの仕様を決定している(不正確で不完全な指定を許容する )
Study 2: ドミノのソートタスク
日常的な知識を促すことなく相互作用的に利用していたことが明らかになった.
例えば,5つのレンガが横一列に並んでいる場合,一番左と一番右のレンガに同時に力を加えると、レンガの列全体が動くことを利用していた.
Study 3: 伸縮可能な正方形の操作
発泡スチロールの芯を用いた物理的に変形する正方形を用いて目的の形になるように変形させた.
ユーザーは平行移動,回転,スケーリングを並列に行えた.
Study 4: MacDrawアプリケーションによる比較
Bricksで描画を行ったものとMacDrawで比較を行った.
Study 5: 曲線のマッチング
1分以内に熟練したパフォーマンスを示した.1回のジェスチャー動作でだいたい目標到達できた.
その後,モックアップやプロトタイプを行った.
ディスカッションではデザインスペースの議論をしていた
https://scrapbox.io/files/6549db8d08c58d001bc25464.png
hama1185.icon 時代なのか定性的な評価がとても多い印象だが動作に着目して段階的に検証しているのは良いマインドだと感じる
hama1185.icon Hiroshi Ishiiの2022年のIMWUT論文であるaSpireとか読むと定量評価も多いため時代っぽい
系譜マップ
https://scrapbox.io/files/6549d7f29a237e001c4d3e12.png
tangible bitsのほかにもsmart skinでも引用されている
系譜の最新論文
UIST2023でNTT研石井さん,安さんが行っていたものやRyo Suzuki先生のHoloBotsなどなど
FluxTangible: Simple and Dynamic Haptic Tangible with Bumps and Vibrations
これ好きですMarie_4nonome.icon
HoloBots: Augmenting Holographic Telepresence with Mobile Robots for Tangible Remote Collaboration in Mixed Reality
https://youtu.be/KSBPtiXy8Hg
これ好きだな〜と思う一方で、tangibleにする意味ってそもそもなんだっけ..?と気になっていたblu3mo.icon
こういう時に原点読むと良さそう
「遭遇型haptics」