大規模スクラム開発(LeSS)の覚書
orimomo.icon がA-CSM(アドバンスド認定スクラムマスター研修)を受けるにあたり調べたメモです。
気になった要点のみをまとめています。
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前提
LeSS = Large Scale Scrum
LeSSはScrum@Scaleや、Scrum of Scrumの手法をベースに、ラーマン・クレーグが提唱した手法
概要
最大8チームまで(1チームも8人まで)対応している
8チームを超えるとLess Hugeという手法になる
製品は1つで、プロダクトバックログも1つ
スプリントバックログは各チーム別で持つ
完成の定義も1つ
1人のプロダクトオーナー(SMは複数でOK)
スプリント期間は各チーム共通で、同じ日に開始・終了
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https://scrapbox.io/files/637f43b53bad68001df4306c.png
スプリントプランニング 1
全チーム参加
全チーム(代表者か全員)とPOで集まり、そのスプリントでどのチームがどのバックログアイテムに着手するかを決め、それぞれのチームがスプリントバックログ(暫定)を作っていくイベント
スプリントプランニング 2
チーム毎に実施
「やる」と決めたユーザーストーリーを細かく見積もったり、詳細なタスク分解をしたり、着手順序を話し合って決めていく
スプリントレビューは全チーム共通で1回
チーム単位のふりかえりのあとに、全体でのふりかえりを行う
一言所感
1つのチームでスクラムがうまく回っているのであれば、少しずつスケールする手段として非常にシンプルでわかりやすいと感じた。今のモバイルアプリ部のチーム編成はLeSSにかなり近いと思う。
参考資料