連歌
堂上連歌、殿上連歌、宮中で貴族が中心にやっていた→民間でも盛んになり「花の下連歌」みたいに花見しながら読み合うという遊びが大流行。地下連歌という。
連歌は日本文化のなかでも、とびきり重要な影響力をもっています。人々がつながりあって趣向を求めあったこと、そのために独特の「場」や「席」をもうけたこと、日本語のさまざまな特徴を磨きぬいていったこと、貴族と民衆とが同じレベルの楽しみを共有したこと、いろいろです。(〜)連歌師がしつらえた「座の文化」は、日本人の花鳥風月をめぐる「好み」を育み、それが能や茶や花の「好み」にも転じて、とりわけ「茶の湯」という様式を産んでいったのです。(「世界と日本の見方」松岡正剛より)
連歌は、表現行為だけでなく、次から次に発言が連なっていく。→日本人の美意識が洗練されていく
そのうちに驚くべきコンセプト「無心」「有心」「長高き」とか「冷えさび」(寂び)とか