文法 繰り返し記号
活用や曲用において, 語幹の最後の子音字と変化語尾の最初の子音字が同じになる場合がありますが, そのときは同じ子音字を繰り返し書かず, 繰り返し記号としてアポストロフィ(')を用います.
vart' [vɑχt͡s
.
] 待つ(不定詞)
havs't [haʔst͡s
.
] 家(対格)
尚, 繰り返す子音字が2文字以上のときには, 繰り返し記号は用いず, そのまま子音字を書きます.
gejstst [kest͡s
.
] 精神(対格)
また, 連続する同じ子音字が母音(アポストロフィなし)に挟まれているときには, 繰り返し記号は用いず, そのまま子音字を書きます.