エスペラントはどう使われている?
世界中で使用
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英語が事実上の国際語として使われていることは否定できません。 しかし、英語は特定の民族、国家の言葉です。 英語でのコミュニケーションは英語を母語とする人々にとっては都合のよいことですが、外国語として勉強する必要のある人間にとっては不都合です。
エスペラント発表後、約130年がたちました。国や大企業等の支援によらず、民間の草の根運動として、エスペラント運動は世界中に拡がっています。エスペランティスト(エスペラントの使用者)は、中立公平な国際共通語の実践を続けてきました。ヨーロッパがエスペラント運動の最も盛んな地域ですが、アジア、アメリカ、オセアニア、そしてアフリカ、世界各地にエスペランティストがいます。旅行やインターネットで使用されており、数千人規模の世界大会や各種イベントが毎年世界中で開催されています。図は、パスポルタ・セルヴォ(Pasporta Servo)という、エスペラントの無料宿泊サービスの世話人のいる場所を示しています。
日本でのエスペラント運動
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日本のエスペラント運動は、二葉亭四迷による学習書発行、第1回日本エスペラント大会の開催などで、1906年から本格的に始まりました。1965年(東京)と2007年(横浜)には世界エスペラント大会を日本に招致しました。日本エスペラント大会は毎年開催されており、2013年の第100回記念大会は東京で開催されました。参加者は719人。そのうち、外国からの参加者は22カ国から48人でした。 写真は、大会に招待された、アジア各国のエスペランティストの皆さんです。
(注 このページはもっと多方面の話題が充実するべきで、JEIの各専門ページへのリンクもなされるべき。)