カテゴリークラスターリコール(CCR)
うまく記憶を引っ張り出す方法の一。
オーストラリアのジェームズクック大学の実験研究による。
分類により、記憶の引き出しを補助する方法があることが示された。
実験:
ひったくり犯行現場を映した監視カメラの映像を被験者に見せ、どういう状況だったか、
1.自由に思い出してもらう(フリーリコール)
2.被害者と犯人の見た目、犯行手口、逃走など、適当に3つくらいに分けて質問し、思い出してもらう(カテゴリークラスターリコール)
の2グループで比較。
結果:
2のほうが思い出した内容の正確性が高い。(正確性得点の比が 34.85 : 26.55 で2のほうが高い)
活用例
マインドマップなどを使って、適当なカテゴリーに分けておくことで、記憶を正確に引っ張り出すことができる。
何に関する単語かで分けておくと暗記した単語が思い出しやすい。
有効性の理由
思い出す手がかりが作れるから。