Zoomに送る字幕データをコントロールする機能
概要
連係入力でZoomに字幕を送ると字幕の切り替わりが激しくて見づらいので,時間を開けて字幕データを送るようにする.
一度に大量の字幕が送られてしまった際に全てが表示されず字幕が切れてしまうので,分割して送るようにする.
https://gyazo.com/2b6a40ce81a68accce6dd29843802d9b
↑字幕が切れてしまう様子
設定方法
Client (Zoom CC)のページのTransmission RateとMax. Number of Characterで設定します.
https://gyazo.com/865a5dfd73971e71ec9cbc1a52bb97e2
↑Client(Zoom CC)の画面
Transmission Rate
利用者が字幕を読む速度を考慮して設定します.
標準では1秒間に8文字読む想定で設定されています(※日本人の読書スピードは400文字~800文字/分程度とのこと).
例えば,16文字の字幕データを送ったあとは,Zoom上に2秒間はその字幕を表示しておきたいので,2秒間は次の字幕データを送らないということになります.
字幕を読むのが遅い利用者の場合は,この数値を少し小さくしてください.
4に設定にした場合は,16文字の字幕データを送ったら,次の字幕データの送信まで4秒待つことになります.
小さくしすぎると,入力された字幕データが表出されず溜まっていきますので注意です😅
Max. Number of Characters
Zoomに1度の送出で表示する字幕の文字数を設定します.
標準では72文字に設定されています(全角で72文字(1行24文字)がぴったりのようです).
一度に表示される字幕の文字数を少なくしたい場合は,この数値を小さくしてください.
設定した文字数以上の文が送出されると,自動的に分割して送出します.
例えば,72に設定した状態で,86文字のデータを一度に送った場合,71文字+「→」が先に送られ,Transmission Rateで設定値をもとにした時間が経過したあと,残りの15文字を送出します.
https://gyazo.com/0a76c69486996fb3d3784d7b41ab6794
↑71文字が送出された様子
https://gyazo.com/51d24263567f8ea361185092a23a64d4
↑残りの15文字が送出された様子