AI制御パネルとAI表示パネルの使い方
2024/03/09
はじめに
AI制御パネルとAI表示パネルの使い方(AI機能)を解説します。
2024年3月9日現在、OpenAIのGPTと、DeepLの翻訳、A3RTの要約が使用できるようになっています。
captiOnlineにおけるAI機能は、入力された文章をAIに処理してもらい、AI表示パネルに送り出す使い方となります。
例えば、連係パネルや音声認識パネルから送出された文章を、AIに要約してもらったり、翻訳してもらったりという使い方です。
APIキーの取得
AI機能を使用するにあたり、各AIのAPIキーが必要になります。
必要なAIのAPIキーを個人で取得してください。
取得方法については、検索エンジンなどで調べてみてください。
OpenAI GPT 「OpenAI APIキー 取得」などで検索
基本的に有料(トークン数で課金、つまり使った分だけ)
DeepL 「DeepL APIキー 取得」などで検索
Freeプランであれば、1か月に50万文字まで無料で翻訳可能とのこと
APIのサーバが落ちていることもしばしば?
AI機能の使い方
必要なAIのAPIキーを取得したらいよいよ使用開始です!
まず、AI制御パネルの設定を開きます。
https://gyazo.com/e385c0bfa51eb59adc55791c906b303e
次にAIの選択で、使用するAI(GPT@OpenAI/Text Translation@DeepL/Text Summalization@A3RT)を選びます。
APIキーに取得したキーを入力します。
GPT@OpenAIを選んだ場合は、AIへの要望を入力してください。
(例)次の文を要約してください。
(例)次の文を英訳してください。
(例)次の音声認識結果の誤認識を直してください。 ←うまくいくか不明
設定を閉じてAI制御パネルの▶ボタンを押します。
その後、連係パネルや音声認識パネルなどで、文を送出してください。
AI制御パネルの初期設定では、5文出力があった際に、まとめてそれらの文を処理してもらうようになっています。
音声認識などで1文ずつ翻訳してほしい場合は、AIへの1送信あたりの文数を1に設定してください。
改行のみでAIへ送信をチェックしておくと、連係パネルなどから改行のみが送られた場合に、そこまでの文章をまとめてAIに処理してもらうようになっています。
AIに処理してもらった結果が、AI表示パネルに表示されます。
使用例
AI機能を使った例を示します。
GPT@OpenAIで音声認識結果を要約してもらった例
AIへの要望に「次の文を要約してください。」と入力
168文字の入力が125文字に
誤認識を修正(無視?)した上で要約してくれている
https://gyazo.com/5753d2e9f3adff6b1fa9bd317acd53dd
Text Translation@DeepLで日本語を英語に翻訳してもらった例
出力された英文を日本語に翻訳し直したところ、ほぼ入力と同じ内容に
https://gyazo.com/5c7ce698df6f9395e09b0b882015ef3e