提案書を作る際のポイント
提案書の役割と目的
プレゼンテーションの前後で役割が変わる
プレゼンテーションの場
「企画内容の説明書」
聞き手に企画者の主張をその場で理解してもらう道具
プレゼンテーションの後
「提案内容実現に向けての説明文書」
提案内容の実現に向けて読み手を説得する武器
どちらにも共通したポイント
1. 提案先の現状を踏まえた、相手に最適化された企画内容であること
2. 問題解決のため、提案内容がいかに魅力的で合理的なものであるかを説得できるものであること
提案書の基本的な構成
クライアントの要望、問題としている点をまとめることからはじめる
クライアントに対する理解のパート
1. 要望、問題点(課題)
ヒアリングを行い、クライアントの要望、問題点を挙げる
専門家としてのアドバイスのパート
2. 課題解決のための施策
いま抱える課題を解決するためには、何をすべきかを示す
最適な実現手段のパート
3. 提供する(実施する)解決策
提供できる解決策を具体的に示す
4. 成果目標
結果として得られる価値を示す
具体的に「売上が◯%アップする」という数値で示せると理想的
5. スケジュール、体制、予算
提案を実現するための計画を具体的に示す
6. 留意事項(補足)
主にクライアントに認識しておいてもらう内容(条件)を具体的に示す
読み手の立場に徹して作る
提案書を見せる相手は、マネージメント層/決定権を持つポジションの相手が中心
細かく書くよりもタイトルとビジュアルを見ればすぐに詳細も憶測できるようなものがよい
表現は簡潔に、データも変化がが起きていることが伝わればよい
ページ構成も読み手が疑問に思っていること/質問したいことを、順序立てて説明する