多様性
#六つのメモ
#アメリカ講義_新たな千年紀のための六つのメモ
Multiplicity
多義性
ボルヘスの「八岐の園」。読解は次々に分岐を生み出し、小説を起点にした可能性の網を作り上げる。こうした読解の多様性は、「ロマネスクなるものの本質」でもある。
無際限に多様な読みを可能にする、多義的な小説を設計することもできるはずだ(ただし、読んで面白くないものはだめ)。