マルコヴァルドさんの四季
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書誌情報
関口英子訳、岩波少年文庫、2009年
安藤美紀夫訳、岩波少年文庫、1977年
原題 : Marcovaldo ovvero Le stagioni in città
発表年 : 1963年
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内容
薄給にあえぐ都市労働者マルコヴァルドさんとその家族たちの生活をコミカルに描く。
商業主義と環境破壊に対する強い問題意識。
(そのままの姿ではもはやなく、変質してしまってはいるのだけれど)都会の切れめに見え隠れする自然描写の思わぬ美しさ。
収録作品
「春 都会のキノコがり」
「夏 小さなベンチの別荘」
「秋 市役所のハト」
「冬 雪でまい子になった町」
「春 ハチ療法」
「夏 太陽と砂とねむりの安息日」
「秋 おかずいれ」
「冬 高速道路の森」
「春 よい空気」
「夏 牛にひかれて」
「秋 毒いりウサギ」
「冬 まちがえた停留所」
「春 川のいちばん青いところ」
「夏 月と「ニャック」」
「秋 雨と木の葉」
「冬 スーパー・マーケットのマルコヴァルドさん」
「春 けむりと風とせっけんのあわ」
「夏 じぶんひとりの町」
「秋 がんこなネコたちのいる庭」
「冬 サンタクロースのむすこたち」
#工業化 #月