GGJでの自分の心の健康との向き合い方
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Global Game Jamは、CheckPointでコミュニティーマネージャーを務め、かつ今年のテーマ決定委員であるPritika Sachdevと対談しました。CheckPointは精神衛生のサポートや、ゲームコミュニティへのリソースを提供している国際NPOです。 今年、「クランチ」という、短期間でのゲーム開発がゲームにまつわるホットトピックとなっています。ゲームジャムも槍玉に挙げられており、ゲームジャムはクランチという文化に貢献し推し進めようとしているのかと批判されています。ゲームジャムは新しい人に出会い、今日略し、創造的に自分自身に挑戦するには素晴らしい方法です。しかし、48時間は多くのことをこなすには短く、ついついやりすぎたくなってしまうものです。
GGJでは、ジャム中に自分自身をいたわること、できるだけ健康な状態でジャムに参加できるようにすること、肉体的、精神的な面に気を使いながら素晴らしいゲームを作ること、そしてあなたのチームの良きメンバーとなることの重要性を強調しています。
Pritikaが、CheckPointの「GGJ 2019において自分自身をいたわるコツ TOP 10」を教えてくれました!
1)圧倒されて、いますぐ落ち着きたい時は、これらのエキササイズをしてみましょう。
1)コントロール・ブリージング: 4つ数えながら息を吸い、7つ数えながら息を吐く
2)「5つのことゲーム」で遊ぶ: あなたが見える・聞こえる・感じ取れるものを5つ挙げる。こうすると、頭がそれらにはっきり集中し、嫌な感情から注意をそらすことができます。
3)段階的に筋肉を緩める: つま先の筋肉に集中し、5秒力を入れ、その後ゆっくり力を抜く。次にふくらはぎの筋肉に集中し、同じことをする。下から上へ、全ての筋肉に対して繰り返す。これで、早く肉体的・感情的ストレスや緊張をほぐすことができます。
2)立ち上がってストレッチすることを忘れずに!基本的なアドバイスですが、数分ストレッチするだけで循環が良くなって脳に酸素が行き、思考に魔法をかけてくれます。画面から目を話す時間を作るのもいいでしょう。
3)燃え尽きの症状について理解しましょう。燃え尽きる前に気付けるかもしれません。症状は例えば: 肉体的・精神的に消耗したり、集中できなくなったり、喜びを忘れたりすることです。燃え尽きについて、もっと知りましょう 4)チームでコミュニケーションをとり、初めから現実的ではっきりした目標を立てましょう。できることなら時間に余裕を持ちましょう。GGJはコンペではありません。学び、共創するのがGGJです。
5)「いや」と言うことを覚えましょう。肉体的な限界を超えて物事を引き受けることは簡単です。時間内に終わらせられなさそうなら、「ダメだ」と言いましょう。
6)社会的欲求や限界に気をつけましょう。GGJでの素晴らしいことの1つはコミュニティが一堂に会すことです。周りの人と話し、アイデアを共有し、ブレインストーミングし、テストプレーし、違うスキルセットや知識を活用しましょう。同時に、48時間ぶっ通しで他人の周りにいるのは精神的に疲れます。他人から離れる時間を作りましょう。散歩に行くのもよし、会場で静かなところを探すのもよしです。5分の間グラウンディング(自分と向き合う活動のこと)するだけでも、戻ってきたときの効率が違います。
7)基本的なセルフケアのスケジュールを立てましょう。
1)寝ましょう。一部の会場は、活動場所から離れた寝るためのスペースを提供しています。可能なら帰宅して自分の布団で寝ましょう(ただし、チームメンバーをがっかりさせないためにも、次の日には早めに来るようにしましょう)。
2)食事はしっかり摂りましょう。水分補給をし、健康的なおやつをもっていきましょう。果物がいいですよ!
3)シャワーを浴びましょう。チームメンバーに感謝されるだけではなく、あなた自身リフレッシュしてより気分が良くなるでしょう。会場に備え付けられてない場合は、可能なら帰宅してシャワーを浴びるのが良いです。
8)チームで別の活動を考えましょう。公園で散歩したり、ヨガをしてみたり、海岸に繰り出したり、ショッピングモールに行ってみたり、近くのカフェでランチしてみたりしましょう。チームと、会場の外で過ごす時間を作りましょう。新しい新鮮な環境にいるだけで気分が良くなります。
9)あまりに荷が重すぎるなら、オーガナイザーに相談しましょう。静かな場所に案内してくれるかもしれません。