宇宙戦闘メモ
SFでありがちな宇宙戦闘に関して、本気で実際の兵器とその運用を考える。
ワープが使えるかどうかは極めて大きな戦略の変化をもたらす。このためハードSFではこの有無の設定が重要となる。
宇宙空間は広大であり、時間と距離の問題がほとんどを占めることになる。
「星系間」での戦闘ということはまず起こらない。「惑星間」がギリギリで、通常はせいぜい「衛星間」くらいになる。
衛星間でも数日クラスになる。軌道上ならば数分から数時間クラスでの会敵となる。
どんな物も光速を超えられないので、光学的な発見装置が重要となる。
宇宙空間でおそらく最も効果的なのはレーザー系の武器になる。
宇宙空間はほぼ真空なので、レーザーは減衰しない。
光速で進むので、最も速く着弾する。
発見した時には着弾している。
1秒の間に移動する距離は数Km程度になっている。
地球の低軌道では8Km/s
このため横切る方向で視認してから物理的な弾を発射しても間に合わない。