縁起の分析
https://gyazo.com/35529acf143f76fdee784c0083a9b01a
でも、車といえば、距離を走って移動する機械でしょう
縁起の分析 P81
それぞれまったく別なはたらきをする部品をまとめて車にするためには、やはり工学的知識が必要なのです。工学的知識があるのだから、「やはりここに車があるのだ」という、新しいはたらきが出てくるのです。
縁起の分析 P82
部品には全然興味ないけれど、車にはすごく興味のある人がいるとしましょう。その人は部品に対しては何の欲もないのです。「部品なんて役に立たない。面倒くさい」と思っている。そう思う人は、車に対してすごい執着を持っているのです。
その執着を作った犯人は誰かと言えば、工学認識なのです。
saṃyojyana
経の結
経典には欲貪の結、色貪の結、無色貪の結、瞋患の結、慢の結、見の結、禁戒の結、疑の結、浮つきの結、無明の結という十の結がある。
縁起の分析 P97
比べることに意味はない
「私」抜きで、あれとこれを比べることで止まるならまだよいのです。
例
でも、だからなんですか?比べて、それで何になるかといえば、なんにもならないのです。
「比べる」ということはあくまでも比べられるもの同士だけの相対的なはなしで、普遍性はありませんから、本来、役に立たないのです。