ブッダ 最後の旅
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第一章
旅に出る
パータリ村にて
パータリ村にて
さて尊師はナーランダーに心ゆくまでとどまって、それから若き人アーナンダーに告げて言った。
ナーランダー Nalanda
第二章
商業都市 ヴェーサーリー Vaishali
遊女 アンババーリー
さて、尊師はその、ヴェーサーリーのうちのアンバパーリ女の林にとどまっておられた
旅に病む
第三章
第四章
第五章
第六章
臨終のことば
Budda at ground zero....Vaishali
budda's last meal
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発涅槃のはなしは。。受け取ったことがあるので、こどものころ。。
それをブッダ最後の旅、て読み直してる
「リッチャヴィ人たちよ。わたくしはすでに、明日、遊女アンパパーリーから食事を受けることを承諾しました。」
「そこでそのリッチャヴィ族の者どもは指を弾いた。
「ああ残念だ。われわれは、たかが女の子に負けてしまった。ああ残念だ。われわれは、つまらぬ女の子にだまされた。」
そこでかれらリッチャヴィ人どもは尊師の説かれたことを非常に喜び感謝して、座席から起って、尊師に敬礼して、
「一方に坐した遊女アンバパーリーは、尊師に次のように言った。
「尊い方よ。わたくしはこの園林を、ブッダを上首とする修行僧のつどいに献上します。」
「尊師はその園林を受けた。そこで尊師は(法に関する講話)をもってかの女を教え、論し、励まし、喜ばせ、座から起って、去っていった。」
「~。智慧とともに修養された心は、もろもろの汚れ、すなわち欲望の汚れ、生存の汚れ、見解の汚れ、無明の汚れから全く解放する。」
アーナンダよ。今でも、またわたしの死後にでも、誰でも自らを島とし、自らをたよりとし、他人をたよりとせず、法を島とし、法をよりどころとし、他のものをよりどころとしないでいる人々がいるならば、かれらはわが修行僧として最高の境地にあるであろう
誰でも学ぼうと望む人々は
「三度、尊師は、若き人アーナンダに告げられた。
「さあ、アーナンダよ。わたしに水をもって来てくれ。わたしは、のどが渇いている。アーナンダよ。わたしは飲みたいのだ。」
「かしこまりました。」
~
そこで尊師はその水を飲まれた。」
与える者には、功徳が増す。
身心を制する者には、怨みのつもることがない。
善き人は悪事を捨てる。
その人は、情欲と怒りと迷妄とを滅して、束縛が解きほごされた」と。
「アーナンダよ。むかし大善見王という名の王がいた。正義を守る、法の王で、世界を支配する帝王であり、四辺に至るまで征服し、その国土の人民を安泰ならしめ、7つの宝をそなえていた。アーナンダよ。このクシナーラーは、大善見王の首都で、クサーヴァティーという名であった。」
スパッダ
「さあ、修行者たちよ。お前たちに告げよう。「もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成なさい、と。」
これが修行をつづけて来た者の最後のことばであった。
「ここで尊師は初禅に入られた。初禅から起って、第二禅に入られた。第二禅から起って、第三禅に入られた。第三禅から起って、第四禅に入られた。
第四禅から起って、空無辺処定に入られた。空無辺処定から起って、識無辺処定に入られた。識無辺処定から起って、無所有処定に入られた。無所有処定から起って、悲想非悲想処定に入られた。悲想非悲想処定から起って、滅想受定に入られた
「友、アーナンダよ。尊師はニルヴァーナに入られたのではありません。滅想受定に入られたのです。」
そこで尊師は滅想受定から起って、悲想非悲想定に入られた。悲想非悲想定から起って、無所有処定に入られた。無所有処定から起って、識無辺処定に入られた。
識無辺処定から起って、空無辺処定に入られた。
空無辺処定から起って、第四禅に入られた。第四禅から起って、第三禅に入られた。第三禅から起って、第二禅に入られた。第二禅から起って、初禅に入られた。
初禅から起って、第二禅に入られた。第二禅から起って、第三禅に入られた。第三禅から起って、第四禅に入られた。
第四禅から起って、尊師はただちに完き、ニルヴァーナに入られた。
尊師がお亡くなりになったとき、入滅とともに大地震が起った。人々は恐怖して、身の毛が逆立ち、また天の鼓が鳴った。
尊師が亡くなられたときに、亡くなられるとともに、サハー世界の主である梵天が次の詩を詠じた