『ダーウィンの呪い』(千葉聡)
https://gyazo.com/3c3e77815a6484d0c5d97e5647cb4828/raw
発行:2023
おもしろかったし、読み終えたけど再度読みたいと感じる。序盤の生物学的な解説では、理解できないところも多かった。が、中盤から終盤までずっと優生学を軸に語られており、そこがすごく興味深かった。呪いの最も大きい表出が、優生学。科学が単なる価値観に大いに利用され、説得力のための道具と化してしまう。それはいつだって起こりうる。生物学の歩みを知れたとともに、科学の危うさもかなり強く認識で来たと思う。