『Humankind 希望の歴史 下』(ルトガー・ブレグマン)
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発行:2021
下巻では、実際に人は善き未来をつくれるか?という疑問に対し、YESと述べる確かな根拠となる話を組み合わせ、語られていく。
内発的動機づけから新しい民主主義の試み、戦場で殺し合っている間でも、友になれる話。距離が遠いと、遠く感じられるほど残酷になれること、コミュニケーションで一変することの強力さは、すごいものがあると感じた。
ほんとうに善き未来をつくるための18章で、全体を通して一貫して組み立てられていて、すごく話の運びも、触れられてる話題も、文章も読みやすい。いろんな人が読むことで実際に動きうると思うので、薦めていきたいと思う本。