『Humankind 希望の歴史 上』(ルトガー・ブレグマン)
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発行:2021
ブックカタリストで紹介されていたから買ったと記憶してる。でも買ってから1年以上読むことができていなかった。
著者の文章力が優れてるからか、とても興味深く、次に次に読むことができる。
序盤である上巻のメッセージはシンプル。人は本質的には善良である、ということ。
過去の事実や実際に行われていた有名な実験結果を見つめ直し、人の本性は野蛮で残虐ですぐ悪に走るという認識を転換していく。心理学実験に関してはどれもどこかで読んだことのあるもの。それらの新たな面というか、事実を知ると確かに、善良であるという主張に頷けてくる。
上下巻で長いけど、面白いので結構一気に読んでしまえた。