『功利主義入門ーはじめての倫理学』（児玉聡）

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発行：2016

ブックカタリストで聞いて、かつ哲学や倫理学を多少は知りたいと思っていたので購入。倫理について考えるときの一つの考え方としての合理主義、「最大多数の最大幸福」という言葉は知ってたけど、スタンスによって権威主義にも自由主義にもなるのは興味深い。

「最小不幸社会」という考え方も出てきたけど、そっちのほうが統一的に考えられるのではないかな、と思ったりもした。

巻末のブックガイドがすごく丁寧に書かれていて、次に何をあたろうか悩ましいけどさらに学ぶのは楽しそう。