10万円から始める高配当株投資術
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始めに
お金持ちになる人は、以下をやっている
自分のビジネス
不動産
株式投資
プロローグ 意外と知らない手数料の落とし穴
手数料の種類
販売手数料
信託報酬
信託財産留保額
金融機関が手数料獲得に走る理由
収益悪化が怒り、業績を挽回するためにリスクの高い商品を手掛けるようになる
第1章 株で着実に資産を作るために知っておくべき7つのこと
「まさか」の出来事が「まさか」のチャンスになる
2016年のまさか
イギリスのEU離脱
トランプ氏の大統領当選
日本の株価とアメリカの株価には深い関係がある
NYダウの変化は日経平均株価を大きく左右するため、投資をする上で常に注目すべき
日経平均株価の採用銘柄は輸出関連会社が多い
マーケットの大きさ
アメリカの方が4倍ほど大きい
小さい市場の方が影響を受けやすい
歴史の違い
為替を先読みすることで無駄な売買を減らす
為替レート決定理論
ポートフォリオ・バランスアプローチ
マイナス金利導入によって株価はどんな影響を受けるか
株価動向を先読みするのに欠かせない日米の金融政策
株式市場の動向を決めるシナリオ①「メイン: 株価上昇」
全国企業短期経済観測調査(日銀短観)
ディフュージョン・インデックス(DI)
景気動向指数
先行指数
新規求人数
東証株価指数(TOPIX)
一致指数
遅行指数
経営者の悩みに次なる成長株のヒントがある
人手不足が顕著
なので「人材派遣や転職に関連する事業は拡大しそう」
wintyo.icon 確かにIT業界も人材派遣や転職エージェントは多い気がする
株式市場の動向を決めるシナリオ②「サブ: 株価下落」
考えられる3つのリスク(ただし、これらは一時的な下落なのでまた復帰する)
FRBの利上げ加速
中国、ギリシャ問題などのショック安の再燃
トランプ発言
株式市場の動向を決めるシナリオ③「想定外: 株価暴落」
予測できる悪材料は一時的な下落で終わる
イレギュラーな事態が発生した場合は一度売ってしまった方が良い
回復するのを待つのはあまりにも長すぎる
急落時こそが最大の買いチャンス
年単位でみていくと、いくつものイベントが発生し、リスク商品の価格は変動するが、最終的な目標は忘れずにいること
例えば日銀では、「物価の安定」が最終目標
一貫性がない株式では負け組になってしまう
第2章 勝ち組投資家が絶対に手を出さない「買ってはいけない株」
最高のリスクヘッジは「買ってはいけない株」を買わないこと
投資の成功は情報収集にかかっている
情報源
新聞
雑誌
書籍
実際の体験
会社四季報
買ってはいけない株① 借金だらけは要注意!、多額の有利子負債がある会社
多額の有利子負債がある会社
有利子負債=会社の借金
利益剰余金 − 有利子負債 = 貯金
財務安全性を確認する4つの指標
自己資本比率
50%以上なら安全性は高い
時価ベースの自己資本比率
自己資本を株式時価総額に変更して算出したもの
自己資本比率よりも時価ベースの方が低ければPBRが1倍下回っていて、割安
キャッシュフロー対有利子負債比率
10倍を超えると過剰債務の可能性がある
インタレスト・カバレッジ・レシオ(interest coverage ratio)
金融費用の支払い能力あるいは安全性を判断する指標
大きいほど支払い能力が高く、安全性が高い
買ってはいけない株② 安定しない=リスク、売り上げや利益が毎年大幅に動く会社や業種
買ってはいけない株③ 企業価値からかけ離れていることも、少なくない 高いPERの会社
PERの高い会社は危険
Price Earnings Ratioの略で、株価収益率とも言い、1株当たりの利益に対し、株価が何倍まで買われているか
株価が1000円で1株当たり利益が100円なら、PERは10倍
平均値は15倍
注目されている株は急に上がるが、急に落ちることもあるため要注意
PERの年数分だけ持ち続けることでプラスになる
PER10倍の場合は、10年持ち続けるとプラス
会社の価格
PER
15倍以下なら割安
成長率
10〜15%の株がPER10倍以下ならお買い得
20〜30%台ならPER15倍でも適正値
不景気時、暴落時
買ってはいけない株④ 価格競争に先が見えない、コモディティ企業(モノマネ企業)
コモディティ企業
商品やサービスを販売していても価格決定権を握っていない企業
性能は同じでも価格がどんどん安くなる製品
性能を上げても価格に反映できない製品
価格競争でしか戦えない
薄利多売になる
売上高利益率で判断
売上高利益率 = 純利益 ÷ 売上高
5%以上なら高収益企業
10%以上なら非常に優秀
高収益企業の特徴
ブランド力がある
独占、もしくは寡占企業
新規参入が難しい業種
買ってはいけない株⑤ 数字のトリックに気をつけよ、不適切会計、粉飾決済が疑われる会社
危険な会社
何を販売して売上や利益を生み出しているのか、収益源がわかりにくい会社
自己資本率が低い会社(10%以下は危険)
売上高に対する利益率がとても低いのに赤字にならない会社
赤字になると資金繰りや銀行へ融資打ち切りなどがあるため、黒字にしている可能性がある
投資先選びは「利益が出そうな会社」「儲かりそうな会社」を探しがちだが、
同じくらい「儲からない、儲かっていない会社」を見つけて避けることも大事。
わかりにくい会社は無理に買わない姿勢が大事
wintyo.icon シンプルが一番ですよね
株価を売買判断の理由にするのは危険
株価はあくまで現象であって価値ではない
株式投資で成功する人が銘柄を選ぶ際の優先順位
企業の業績や将来性を判断してから
株価を見て、割安か割高か見る
1000円の価値のあるものが500円になっていたらお得だが、1000円の価値もないものが500円になっていてもそこまでお得じゃない
イノベーター理論
イノベーター: 2.5%
新しいものを進んで採用する人
アーリーアダプター: 13.5%
情報収集を自ら行い、判断する人
アーリーマジョリティ: 34%
比較的慎重な人だが、平均よりは早めに新しいものを取り入れる
レイトマジョリティ: 34%
比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする
ラガード: 16%
最も保守的な人
少なくともアーリーマジョリティにはいるべき
情報は自分から取りに行く
テレビや新聞などマスメディアが大々的に取り上げた企業は、いち早く情報を入手してもレイトマジョリティになる
予想が事実となる(ニュースになる)前に、株式を先回り買いを目指す
買ってはいけない投資信託
買ってはいけない3つの投資信託
外国株式(特に新興国)に投資するファンド
理由
GDP
GDPの小さな国の株価変動幅は非常に激しい
カントリーリスク
政治や経済状況の変化によって市場に混乱が生じた場合、資産価値が変動するリスク
高金利通貨商品
金利の高い通貨のことで、ブラジル(レアル)、南アフリカ(ランド)、トルコ(リラ)など
投機マネーが集まると株価の高騰やバブルを招くこともあるが、キャピタルゲインのみを追求しているため動きが激しい
新しいコンセプトを打ち出すファンド
株式や債券などの伝統的資産以外の何かに投資して、リターンを得ようとするもの
安定したリターンを約束し、尚且つ高利回り
リターンのみを強調し、リスクは無視する
従来の金融商品よりも優れていることを力説する
話題になった例
レセプト債
医療機関からレセプトを買い取って債権化する
ラブホテルファンド
ビットコイン
単一の商品を投資するため、分散投資が全くできていない
出資詐欺と総称
第3章 勝ち組投資家が絶対に手を出さない「買ってはいけない業種」
株価が上がりにくく下がりやすい金融業(銀行、証券会社他)
ノルマで営業を縛って、高い販売手数料や顧客いんわかりにくい複雑な商品を売ってきたことが、経営悪化という形で返ってきている
メイン顧客が高齢化や世代交代、インターネット証券についていけない
駅前の一等地に立派な店舗を作る必要がある
店舗や人件費で収益を圧迫する
株価の読みが一筋縄ではいかない国際優良株
収益変動要因が多すぎる
景気
為替
セグメント
国際優良株の弱点
株価が急落することが度々発生し、長期保有がしにくい
安定しているのはブランド力だけで、業績や株価はむしろ不安定
景気の変動がモロに反映する不動産業
倒産して株価が紙切れに
不動産業は最初に土地を取得し、住宅やマンションを建設し、それを販売することで収益を得られる
先に多額の支出をし、それを回収するまでのサイクルが長い
J-REIT(日本版不動産投資信託)が倒産した
資金が効率よく回らないとすぐに業績が悪化し、一気に倒産まで進んでしまう
リターンも高いがリスクも桁外れ
費用が先行するため有利子負債が多い
業績回復株として買う手もあるが、リスクが高すぎる
業績が好転するケースが思っている以上に少ない
イメージに騙されてはいけない航空機産業
実態は航空機で人やものを目的のところに運ぶ運輸業の一つ
他の運送業と同じ
輸送コストが大幅にかかるため、儲からない業種の一つ
JALは一度倒産している
スカイマークも倒産している
消費者視点からみたら素晴らしい会社だが、株主という視点で見ると避けた方が良い
段違いで高リスクなバイオ関連株
四季報で過去の業績を見ると、赤字の年ばかり
一攫千金狙いをやめると運用成績が向上する
双曲割引に騙されない
双曲割引とは、行動経済学の用語で、今までの経済学理論では説明できない非合理的行動、今お場合は損をする選択をしてしまうことをいう
自分では最善の選択をしたと思っているが、そうではない選択肢を選んでいる
第4章 すべてのシナリオで勝ち抜ける投資法
高配当株は有望株の筆頭
3%以上が高配当
相場下落時も株価が比較的安定
株価が下がっても、配当金は変わらないため、配当利回りは上がる
wintyo.icon え、そうなの?株価ではなく持ち株数で判断するから?
配当利回りが上がることで買いたい人が増えるため株価が再び上がる
配当金を出せる会社=利益を毎年出している会社
そう判断されるため、相場下落時も株価が比較的安定している
まずは10万円で5つの高配当株を買う
高配当株の成功パターン「3つのIN」に注目
純利益
増配
タイミング
3つのIN① 純利益が増えれば配当金も増える
配当利回りの確認
配当性向も確認する
利益の中から何割を配当に回すか
まずは純利益に注目する
純利益の一部が株主へ支払われる配当金だから
3つのIN② 増配が続く会社には共通項がある
配当金が毎年一定な会社
増加を続けている会社
現象を続けている会社
ゼロな会社
増配するパターン
指定替え
上場している市場を変更すること
新興市場であるJASDAQやマザーズから東証第二部や東証第一部へ変更するなど
株主数を増やすために株主優待や配当金を上げたりして魅力的に見せる
ただし市場変更後は改悪される可能性がある
成長性の鈍化
急成長している会社の配当性向は低く、成長が鈍化したり、成熟段階の会社は配当性向が高くなる傾向がある
そのため増配は成長性が下がると予測されて失望売りして、株価が下落に転じる可能性がある
業績好調
不動産賃貸は安定して収入を得られるためミドルリスク・ミドルリターンだが、配当金も今とほとんど変わらないというデメリットがある
増配と自社株買い、どちらが得か?
自社株を買うと全体の株数が減るため、1株当たりの価値が上がる
3つのIN③ 高配当株を買うべきタイミング、株価急落時
5銘柄への分散投資、買いタイミングも5回に分散するくらいがちょうど良い
相場の金と凧の糸は出し切るな
3つのIN③ 高配当株を買うべきタイミング、権利落ち後
権利落ち
権利確定後に株を売却されて株価が減少すること
3つのIN③ 高配当株を買うべきタイミング、過小評価された時
長期投資を続けるための5つのヒント
株価をあまり見ない
下落相場を楽しむ
焦らない
株を保有する時は、買う理由、売る理由を自分の中ではっきり決めたから行動する
予想で買い、結果で売る
感情取引は間違った行動となることを知る
日本独自の制度、株主優待でよりお得に
株主優待改悪、廃止企業になる傾向
優待利回りが高すぎる会社
個人投資家が狙いたい、高配当かつ収益が安定している業種
学習塾
依存症ビジネス
パチンコ、競馬、酒、タバコなど
携帯電話やSNS、ゲームも含まれる
葬儀会社
ストックビジネス、継続課金ビジネス
割安ながらも高い配当利回りがある会社
レンタルサーバー運営会社
インターネット回線接続サービス会社
小売業(飲食店)
第5章 高配当株で1億円儲けるためにすべきこと
有望な高配当株が見つかる3つの条件
会社四季報で業績チェック
売上高
純利益
1株利益
配当金
利益剰余金、有利子負債
有利子負債は直近の純利益の5〜10倍以下
配当利回り、配当性向
配当金は増加傾向か、減少傾向かチェック
配当利回りは3%以上が理想
ただし、今後も伸び続けて3%を超える見込みがあるなら2%でも買い
株主優待も含めて考えても良い
成功できる人、成功できない人の決定的な2つの違い
自分優先主義を貫き通す人は成功できない
成功者のアドバイスを素直に受け入れる
wintyo.icon まぁ脳死でやったらダメだろうけどね。。
株で確実に成功するための2ステップ
準備
企業分析による売買判断
四季報を使って企業情報集め
学習
知るための学習
用語など基礎知識を学ぶ
実践学習
成功するための学習
結果よりもプロセスを大事にする
売買ノートを作る
購入時
購入した理由
購入株数
株価
会社の事業内容
購入後
四季報の業績予想
決算短信資料内容の書き写し