あのころはフリードリヒがいた
ハンス・ペーター・リヒター(1925年生)
上田真而子
岩波少年文庫
⑦学校からの帰りみち(1933年)
⑨ボール(193年)
⑩階段での話(1933年)
⑪シュナイダーさん(1933年)
⑫裁判(1933年)
⑬デパートで(1933年)
⑭先生(1934年)
⑮掃除婦(1935年)
⑯理由(1936年)
⑰プール(1938年)
⑱儀式(1938年)
⑲出会い(1938年)
⑳ポグロム(1938年)
㉑死(1938年)
㉒修理屋(1939年)
㉓映画(1940年)
㉔ベンチ(1940年)
㉕ラビ(1941年)
㉖星(1941年)
㉗ソロモン
㉘ある訪問(1941年)
㉙見さげたやつ(1941年)
㉚写真(1942年)
㉛地下室で(1942年)
㉜終末(1942年)
再読したくて、読書会テキストとして採用したもの。見送らず、このタイミングで読んでおいてよかった。しかしながら、一度読んでいるはずだが、その記憶が見当たらない。衝撃で封印されてしまったのか。読み終えて、ただただ痛切な思いしかない。戦争を起こさない・起こさせないこともまた、「責任」の果たし方かもしれない。 2022/06/11