100分de名著テキスト『ニコマコス倫理学』~②幸福とは何か:メモ
2 幸福とは何か
①幸福は、はるか遠くで実現するものか? → 究極目的としての「幸福」=常に行為に意味を与えているもの
②「善」に含まれる三つの意味
「善」 アガトン(ギリシア語)、ボヌム(ラテン語)
道徳的善
有用的善
快楽的善
「価値」に近い
③盗みも「善」を目指している?
④カントによる批判
⑤最高善としての幸福
三つの生活類型
享楽の生活=快楽的生活
政治の生活=社会的生活
観想の生活=観想的生活
⑥三つの生活類型
快楽の追求
社会の中での自己実現
真理を認識
可能性、可能態
現実化、現実態(エネルゲイア)
可能性としての「理性」
⑦「知ること」に幸福を感じる理由
⑧『ニコマコス倫理学』全巻の構成
全10巻
1=人生の目的
2~9=社会的生活においてどのような仕方で徳を身につけ、幸福な人生を実現していくか
2=そもそも徳とは何か
3=勇気、節制
4=その他の徳
5=正義
6=思考の徳、特に「賢慮」について
7=抑制のなさと快楽の本性
8、9=友愛
⑨最も重要な四つの徳
「徳」=アレテー → 「卓越性」「力量」とも訳される
内にみなぎっている力
枢要徳=①賢慮、②勇気、③節制、④正義
賢慮(フロネーシス)=判断力