この世界が消えたあとの科学文明の作り方
・妄想してたことではあった。電話やネット、世界が滅びたあとどう作るんだ?わからんぞって。
・異世界転生系で「俺TUEEEEEEE」するためにも必要な知識
・ #うたわれるもの のハクオロさんが「肥料にこれまぜれば良い」みたいなこと言ってたの 憧れた ・必ずしも #マッドマックス とか世紀末の世界になるわけじゃない、というのはいい ・いちばんキレイに過去の遺産が残るのは #パンデミック というのは皮肉。 ・本は種子のようなもの。情報が詰まっている。その後花開くための。
・新しく一から社会を再建する発想でもある
・芸術などは水道、インフラなどの上に成り立っている
・荒廃後の世界を描くSFを描きたい人にも参考になりそうな本だ コンクリートの鉄筋が錆びていくとことか
・遠視用メガネでないと火は起こせない。近視用がほとんどなのでこれは難しい
・煮沸以外で水を浄化するには木炭 筒の下に穴空けて 炭を置き 砂利や枝を上から入れる 濾過 あと漂白剤
・卵は常温で一か月はもつ 缶詰は数十年
・この本の知識を図解してまとめるだけで役に立ちそう 図にして本にする ワークショップでもいい
・熱帯魚用の抗生物質なども人と同じ
・瞬間接着剤はもともと米兵の傷をすぐくっつけるために使われた 傷口を消毒してやれば使える
・都市は死体が多いので離れるべき
・電気→ディーゼル駆動の発電機を拾ってくる ためるのはバッテリー フォークリフトやゴルフカートなど
・インターネットは使えなくなるのでトランシーバーが役立つ
・穀物の多くは栄養価を最大にすべく交配させられてきたので長持ちしない可能性がある。二年生植物。ロンドン郊外のウエストサセックス州、ミレニアム・シードバンク。そして、ノルウェーのスヴァールヴァル世界種子貯蔵庫に行けばほとんどの在来種の種が手に入る
・植物に必要なのは、窒素、カリウム、リン。窒素がタンパク質の生成にとにかく重要
・土壌が重要。ガラス瓶に3分の1砂を入れて水を入れ揺さぶる。1日放置し水が透明になるまで待つ。すると
砂
シルト
粘土
の順に層ができる。
耕作に適した土はローム(関東ローム層のローム)と呼ばれ、砂40 シルト40 粘土20でできている
・肉も牧草を食べてと考えると、ほとんど人間は草を食べている、草は重要
・豆類は窒素を土に注入し返すため、穀物と豆を交互に植えれば土壌の質は担保される。輪作がいい。あるいは豆類を家畜の餌にし、その肥料をまく。二年生のカブなどは栄養価もあるのでそれで乳牛や家畜に与える 骨に💀大量のリン(リン酸カルシウム)が含まれるため、これをまく。人間の糞尿も肥料にはなるが、感染症のリスクがあるためひどくかが必要
・調理によって、加熱によって殺菌される。栄養価が増すことも。保存も効く
・牛乳は栄養価高い。ビタミンDは日光にあたり皮膚で作られるが、服を着込む北国では難しい。乳が重要。
・穀物は叩くか蒸して粥にする→焼いてパンにする パンには酵母が必要 酵母
小麦粉1カップに水2/3カップをまぜ 半日置く 気泡が出ないか見る でなければまたかき混ぜて半日置く 発酵したら半分捨てて同じ割合で小麦と水を注ぎ足していく するとパンだねができる 小麦はグルテンが多いのでパンになる
・酸素の制限された嫌気状態でグルテンの少ない大麦を酵母で培養するとエタノールができる エタノールを数日空気に触れさせると酢ができる
・缶詰→🥫 食品をガラス瓶に入れてコルク栓と蠟で密封してから数時間熱湯に浸す。熱して微生物を非活性化🦠
・簡易冷蔵庫 素焼きの壺に汗をかかせる。気化熱で冷えるのを利用。アフリカのジーアポットは、蓋つきのツボをそれよりおおきなツボの中におき、間に湿らせた砂を入れるもの。内部のツボの温度が水の蒸発で温度が下がる。果物なら1週間はほぞんできる 機械の冷蔵庫も仕組みは一緒 湿らせた砂が冷媒
・自分がいま立っている位置に来るまでたくさんの人が試行錯誤してくれたあとがあると本当に感じられる
・『我々は人間なのか?』を思い出す。僕らは道具、デザインによって自らを拡張してきた
・食べる穀物を、肉の毛皮をよって衣服にしてきた。食と衣装は関係が深い。住まいも?そして紡績と機織の技術は建設機器や工場の技術に。コンピュータの最初の原型は機織機だったな、そういや
・服に適した植物 アサ、ワタ
蚕 羊 セルロース 石鹸水であらい、すく。それを針のついたいた二枚ですいて巻物にする それを紡いで糸にする 紡錘フライヤー ダヴィンチの発明 足で車を回して糸をよる
・木炭を燃料に使う 炭化のキモは、嫌気(酸素の少ない状態)にして燃焼させると気化する物質だけ消えて、純粋な炭素だけ残ること。木そのものよりよく燃え、重量も半分近く減らせる
中心を空洞にして薪を積み重ね、山全体に粘土か芝土を覆いかぶせる 山のてっぺんから火をつけくすぶらせる。もしくは大きな溝を掘って薪で埋め、火を最大にし拾ってきた波形鉄板で溝に蓋をし、土を盛って酸素を遮断する。
・石灰 炭酸カルシウム重要 農地に 900°で熱すると 酸化カルシウム(生石灰、クイックライム)腐敗臭をおさえる 生石灰を水に反応させた水酸化カルシウム、消石灰 壁に塗ると涼しく 建築資材に混ぜる 水をろ過 石灰水から火薬も
・石鹸 ラードなどの油脂に灰を水に入れて結晶化したカリ)炭酸ナトリウムを加えるとできる アルカリはアラビア語のアル・カリー(灰)
・粘土 アルミノケイ酸塩鉱物 アルミニウムとケイ素がそれぞれ酸素と結合したシートの粒子でできている すでに酸素と結合してるのでほぼ燃えない 器や建築土材になる 足で動かすろくろ 900度よりさらに高温で焼くと粘土の中のガラス質が外に出て硬化する ガラス質に先に付けて焼くのが釉薬をつけること あるいは塩をかける 有毒ガスがでるが、ガラス膜ができる
・消石灰に砂と水を混ぜると石灰モルタルに 接着剤 モルタルと火山灰(粘土と近い を混ぜるとセメントができる セメントで石を砕いたものを固めればコンクリートに ローマ人が気づいた さらにコンクリートは水中で硬化する。それにより海にコンクリートを流し込んでローマ人は港をつくり栄えた 石灰岩+粘土を焼く ポルトランドセメントになる それを砂と水と混ぜ 木枠に流し込んで固めればコンクリート
・ガラスの原材料 ケイ砂は地殻の40%を占める 茶色い土は酸化鉄 白い砂を熱する
・医薬品 医療器具 出産に利用するのは金のトングみたいなやつ 聴診器は紙の筒でも最悪いい 柳の葉、柳の樹皮は解熱、鎮痛に効果あり?ラベンダーの精油は消毒剤、消炎効果 唐辛子のカプサイシンも ケシも
・手術 アナトミー生体構造 エイセプシス無菌 アネスシージア麻酔
・顕微鏡 ガラスを引き伸ばし細い紐状に 炎で先端をあぶると運が良ければ溶けて垂れ、先端が球形のガラスビーズがつくれる 厚紙や金属片の真ん中に穴を開けレンズをのけて試料の上にかざしてつくれる
・馬車の代わりに車の後ろ半分を馬につなげる
・ヨット⛵️ 縦帆を風上に向かって斜めに向けると外側に帆が膨らみ翼のような効果で前方に吸い寄せられる ただし転覆の恐れがあるため船体の下に竜骨をつける
・ソーダ灰(炭酸ナトリウム)ガラス加工の場合ゆうざい に 苛性ソーダ(水酸化ナトリウム にすると石鹸の製造、紙の繊維の分解
・時計 日時計→北極星の方に向けて地面に棒を立てる
・暦 目印となる天体を決めて動きを観察
・コンパス 磁鉄鉱があればいいが、ない場合は異なる金属を電解液に浸した電池で電磁波を生み出し鉄などを磁石に変える もしくは六分儀
・科学的方法のコツ どうやったら主観を客観化して共有できるか? 熱を測る 熱いと感じる その主観と相関する物理的現象を発見して度合いを計測する 例えば熱を持つとモノは膨張することを発見する 膨張するその物質をガラス管に入れ、定規とつなげる 温度計になる みんなで共有できる ★僕もそれができないか? 特定の側面を測るためには不確定の不自然な状況を作り出す そして実験を繰り返す 科学は仮説と実験を繰り返す 前の自分が間違ってたことを認めていく 何を知っているかではなくわかるようになるかエビデンス Web編集の仕事にもそれが必要だ いかにクリエイティブの成功を科学的に掴むか
podcast『ブック・フォー・ビギナーズ』で瀬下翔太さんと『この世界が消えたあとの科学文明の作り方』について語った
・前編
・中編