アビダンマッタサンガハを読む
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https://gyazo.com/0d3a6051599c173570584d3f4e443fb5
「§2 勝義 4
ここで説かれるアビダンマの中身は、勝義(真実)としては、4種類です。心と心所と色と涅槃と、それで全部です。」
心の分析
akusala-citta 12 不善心
「「そのうち、欲界心とはなんでしょうか。
~
以上の8種の心が貪根心と呼ばれるものです。」
?本は、「貪倶心」と書かれてるが。。単なる誤字のような気もするが。。わからないです。。ざっと検索すると「貪根心」があるので。。そっちをとっておきます
「人に言われたりしてやっとその気になってやる鈍い動きの有行か、自分で」P54
これ。。「もたもたするな」とか言われるやつが、貪根心の有行ですね。。
「~これら二つが、瞋患相応心というものです。」
怒りの有行と無行のふたつ。
「嫌だ」と反発、拒絶する気持ちです、と解説にある。
瞋患相応心 しんにそうおうしん
「痴根心
「~ これら2種類が極愚心と呼ばれるものです。」
疑と掉挙
「最後にここまで分類した項目とその数を挙げて、覚えたかどうか確認しています。文字で書くのではなく、暗記する文化ならではの工夫です。」アビダンマッタサンガハを読む
日常の欲界心の中で貪瞋痴の煩悩の心よりは良いものが、次に説明されます。それは、いきなり善の心というふうにはいきません。不善から善に上がる前に、善でも不善でもない心を分析するのです。それをアビダンマでは、無因心といいます。」アビダンマッタサンガハを読む
これら七種の心が不善異熟心と呼ばれるものです。」アビダンマッタサンガハを読む
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四王天
持国天
広目天
増長天
多聞天
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P185 六六集の要目、の解説
路 vīthi
「五門引転心が生まれます。
そこに対象が触れて五識が生じます。
それから「受け取った」という領受心、「受け取ったこれは何だろう」という推度心、「ああ、これか」という確定心が順次に生まれ、それからやっと認識が始まるのです。」
五門引転心
↓
五識
↓
領受心
↓
推度心
↓
確定心
↓
認識
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「また、その中で極愚心2つは、一因です。残り10の不善心と12の智不相応欲界浄心との22は、二因心です。12の智相応欲界浄心と大心と出世間心35との47心は三因心です。」
「また、ここについて言えば、二因者と無因者には、唯作速行も、安止速行も得られません。
同様に、善趣における二因者と無因者には、智相応異熟の心は得られません。
一方、悪趣においては、智不相応の大異熟心さえも得られません。」
これキツイです。無常だから。。修行しろ、て意味に受け取る。
解説には、「本来のアビダンマ七論にも、お釈迦様の経典にもこういう分類は出ていません」とある。ここらを確認することが、善悪、生まれ、てことなのかもしれない。
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読書ノート
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「樹神は宿っている樹が切られると死にます。」アビダンマッタサンガハを読む
欲界の生命の寿量、の解説
一般語、言葉の整理です。「樹神」
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「仮死状態で、むしろ死亡宣告されたほどの人が後に蘇生して、病室の天井付近から下の自分や周りの人々をみていたという報告にはまだ身体と意・心の繋がりが感じられますが」アビダンマッタサンガハを読む P169
「身体を離れて~、亡くなったはずのおばあちゃんに「あんたはまだ来ちゃだめ」と追い返されたなどという場合は、そのような体験をした意・心は、身体を離れた、意門さえも離れた状態でしょうか」アビダンマッタサンガハを読む P169
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「天
いきなりしっかりと天界の一員になります。「後から生まれたから、あなたは私の子になるかい?」「よろしくお願いします。」という感じで、生まれるや否やけっこうしっかりした生命です。」アビダンマッタサンガハを読む P243
A
R
「邪見や恩義・人道に背く多大な罪はとても重く、地獄では激しい苦しみが絶え間なく、しかも天界よりも長い寿命の間、ずっと続くのです。」アビダンマッタサンガハを読む P242
「段食が食色と呼ばれるものです。」アビダンマッタサンガハを読む P319
「食べ物・栄養になる物質を食色としています。~各生命にとって栄養として取り入れることができる物質だけを、特に食色として挙げるのです。」アビダンマッタサンガハを読む P318
「業、心、時節、食の4つは、色の起因と呼ばれるものです。」アビダンマッタサンガハを読む P332
ここで見たのを「まる」にすると
業生色
心生色 ◯
時節生色
食生色 ◯
です。。で。。業?刹那に滅却しちまえば?証道歌とか。。布施で。。
時節?んー。。これは熱とかそういうのだから整えれば。。まあそのへんは本みて検討されて
「明るい心、善の心が生まれたら、それに伴ってつくられる物質・身体も、それなりに元気です。暗い心、不善の心が生まれたら、それに伴う身体も重くて弱々しいのです。心はいつでも一瞬ごとに変わるので、今からでも変更可能です。」アビダンマッタサンガハを読む P338
で、アビダンマッタサンガハを読む、は、「物質を新たにつくることができるのは、業と心の2種類だけなのです」とある。。
これむずかしいんだよ。。スーパーとかコンビニでは。。一部のJAだとまあ気にしなくていいんだが。。
いいものをとろう、とすると「欲」で失敗するし、
安いものを、とすると「怒り」で失敗して、しかし高いものを買えばやっていけなくなる。。
栄養や汚染を気にしたら買えなくなりますよ。しかし気にしなければ避けられない。
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「邪見や恩義・人道に背く多大な罪はとても重く、地獄では激しい苦しみが絶え間なく、しかも天界よりも長い寿命の間、ずっと続くのです。」
「繋
異常な欲という結びのシステム、異常な怒りという結びのシステム、戒禁取という結びのシステム、「これが真実だ」と執着する結びのシステムという4つが、繋・結びのシステムです」アビダンマッタサンガハを読む
「ただし、アビダンマッタサンガハ」の注釈には、天人でも怒り過ぎて即死する例と、五欲に耽り過ぎて食べるのを忘れ、栄養失調で早死にする例を挙げています」
P258
P280
「異常な欲、異常な怒り、邪見は、現れなくても、心の中だけでしばしばおこなわれるので、(不善)意行と呼ばれます。」
「アビダンマッタサンガハを読む そあく語」
P281
その(不善業)中で、殺生、麁悪語、異常な怒りは瞋根によって生じます。
「身口意の三業でおこなう不善業が、以上のように10項目出揃いました」と解説にあるが、ここはかなり重要です(P280)
心の中で、ただ「こんな世の中は飽きた。人類が滅亡すればいいのに」などと年がら年中思いながら毎日を平凡に生きている、その恐ろしいほどの年は溜まり続けるもので、傍からはわからないから治してあげにくい、とても危険な悪業なのです。
P282
「天人は仕事がなくても生活には困りません」P243
(本屋)
欲善趣地
人間、四王天、三十三天、夜魔天、兜率天、化楽天、他化自在天という7種類が欲善趣地です。
また、これには、11種類の欲界地という言い方もあります。
四王天
持国天、広目天、増長天、多聞天という四天王がそれぞれ東西南北の四方を守っている天界です。
四王天も、四天王をはじめ、預流果に悟ったマガダ国のビンビサーラ王などたくさんの仏教徒がいる世界です。
作用
令生業、支持業、妨害業、殺害業が、作用(業の生まれ方)による4つです。
重業、近業、久習業、已作業は、異熟心を与える重所による4つです。
近業
決定的な重業をしていない場合は、結生心となる令生業は、死ぬ直前におこなった業、直前に思い出した業が引き受けます。それにしがみつき、そのまま転生します。
久習業
重業も近業もない場合は、ずっと続けてきた業が、顔を出します。善いことをずっと続けていたりすれば、結構安心です。
毎日の散歩のついでに袋を持ち歩いて、近所のゴミをいつも拾っていたとか、養老院の訪問がもう何十年も続いているとか、自分にとってはたいしたことがなくても、続いてきたことは、死ぬときにも思い出しやすいのです。
已作業
これは「やったことがある」という業です。早い話が、重業でもない、近業でもない、久習業でもない、残りの業のどれかということです。
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徳ある者たちが住する高名なムーラソーマ寺の伝統を
この世の終わりまで尊重せよ。善財増長の吉祥のため。
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1.不善のまとめ
どのようにでしょうか
まず不善のまとめには、4つの漏があります。欲漏、有漏、見漏、無明漏です。
欲漏 よくろう、よくろ
具体的に「あれが欲しい、これがやりたい」などという欲がでてきたら、急いで穴を塞いで処置しないといけないのです。
僅かな穴からの漏れを放置していると穴が広がり、漏れを塞げなくなってしまいます。
有漏
「生きていきたい」という、いろいろな欲の根底にある欲の親分です。死にたくないから、死んでも心が何かにしがみついて、輪廻してしまいます。
見漏 けんろう
無明漏 むみょうろう むみょうろ
oghe
暴流
欲暴流、有暴流、見暴流、無明暴流という4つが暴流です。
軛 やく
欲軛、有軛、見軛、無明軛という4つが軛です
2022 12 25検討
欲軛があります
「食うためにはお金が必要だ」て考えだから見漏かもしれない
食う
ということと
お金
ということを「軛」で結びつけたわけです。でもそれはけっこう「事実」なわけで
こわいです
P356
§49 涅槃
物質の章の最後に、なぜか涅槃が少し説明されています。
出世間と呼ばれ、四道智によってありありと悟られるべきものであり、道と果の対象となる涅槃は、(現世と来世の)縫い合わせ(輪廻)と呼ばれる渇愛から離脱しているので、涅槃と呼ばれるのです。
暴流
軛
繋(け)
固執(こしつ)(こしゅう、とも読むが。。?)
蓋(がい)
随眠
経典には、欲貪の結、色貪の結、無色貪の結、瞋恚の結、慢の結、禁戒の結、疑の結、浮つきの結、無明の結という10の結が挙げられています。
特に欲に対しては「また見たい、また聞きたい、また味わいたい」などと、結び付きを新たに求めてしまいます。これは輪廻の道なのです。
何かを求めるとき、対象と、求める「私」がいつもあります。しかも刹那滅で消えたはずの過去のものを、まだ存在しない将来に期待して、追い求めるのです。刹那滅の無常どころか、じつは永遠を求めているのです。
私たちはいつもこの、日常の欲のからくりに引っ掛かり、輪廻にしがみついているのです。
因
善と不善の雑のまとめにおいては、貪、瞋、痴、不貪、不瞋、不痴の六因があります。
アーハーラ 食
段食と、第二に触食、第三に意志食、第四に識食という4つがあります。
第一の段食が、身体のための栄養です、とのことで、だからタンパク質、アミノ酸、ビタミンなどの知識はこの第一に奉仕しなければなりません。
第二、第三、第四は、心に与える栄養なので。。これはアビダンマッタサンガハを読む、を見てください
おれは言えない
無限に栄養を欲しがる衝動が消えると、輪廻も消えるのです。
菩提分のまとめ
一切のまとめ
縁起の分析
無明と渇愛が2つの根本だと知るべきです。
まさにそれら(無明と渇愛)の根本が滅することによって、輪廻が滅します。老死の混迷によって悩害された人々にはしばしば漏(煩悩)が生じるので、無明が生起するのです。
以上のように、縁起とは無始なる三地(過去現在未来)にわたる輪廻の緊縛であると、大牟尼は説かれました。
それか
固定したものではないんですか
馬鹿は死ななきゃ直らない、て言われるから「死んだほうがましだ」と思うんですか
これはキツイ。。
。。。おればか
施設
業処の分析
止観
只管打坐てのは、止観をまあアウフヘーベンしてる語らしいですね
その広大な徳によって、徳ある者たちが住する高名なムーラソーマをこの世の終わりまで尊重せよ。善財増長の吉祥のため。
以上、アヌルッダ師によって著された「アビダンマッタサンガハ」という論書」祈願
2019 7 30
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簡素なまとめ
@lib2015blog: まさにそれら(無明と渇愛)の根本が滅することによって、輪廻が滅します。老死の混迷によって悩害された人々にはしばしば漏(煩悩)が生じるので、無明が生起するのです。 以上のように、縁起とは無始なる三地(過去現在未来)にわたる輪転の緊縛であると、大牟尼は説かれました。
アビダンマッタ
善と不善の雑のまとめにおいては、貪、瞋、痴、不貪、不瞋、不痴の六因があります。
アビダンマッタサンガハを読む
段食と、第二に触食、第三に意志食、第四に識食という4つがあります。
アビダンマッタサンガハを読む
左半身が右の頭、右半身が左の頭
交感神経と副交感神経
歯科衛生士の舌(ぜつ)の話から顔面の筋肉
多少の経絡。。流れだけ
てそれだけの話しでだれでも理解できないと「おかしい」わけですよ
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2017 7 26 - 2022 12 27までの検討で
ここから
2017 7 26
@lib2015blog: safety,health,welferだとおもう。実現方法は、「危険を避ける」「空腹苦と満腹苦を避ける」「病のないのは第一の利」とやるもんだろうと, 2022 12 27
@lib2015blog: まさにそれら(無明と渇愛)の根本が滅することによって、輪廻が滅します。老死の混迷によって悩害された人々にはしばしば漏(煩悩)が生じるので、無明が生起するのです。 以上のように、縁起とは無始なる三地(過去現在未来)にわたる輪転の緊縛であると、大牟尼は説かれました。
アビダンマッタ
長い話としては
ここの前から
無上甚深微妙法
百千万劫難遭遇
我今見聞得受持
願解如来真実義
これに言われてる「無上」のそれで
がんげにょらい真実義がそれですよ
で。。それは。。百千万劫難遭遇 宇宙が百千万生滅しても会うに困難というそういうものなので
いろいろ
小説やらだと幻獣变化とか。。まあいろいろ。。
から
ここまで
@lib2015blog: まさにそれら(無明と渇愛)の根本が滅することによって、輪廻が滅します。老死の混迷によって悩害された人々にはしばしば漏(煩悩)が生じるので、無明が生起するのです。 以上のように、縁起とは無始なる三地(過去現在未来)にわたる輪転の緊縛であると、大牟尼は説かれました。
アビダンマッタ
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色界地
梵趣天、梵輔天、大梵天が第一禅定の地です
少光天、無量光天、発光天(光音天)が第二禅定の地です。
少浄光天、無量浄光天、遍浄光天が第三禅定の地です。
広果天、無想有情天、浄居天が、第四禅定の地です。それゆえ、色界地は16種類となります。
浄居天の地は、不離天、無熱天、善現天、善見天、無劣天(有頂天)の5種類です。
。。。ここちょっと注意、本を参照のこと。
無想有情天への転生は悪業が一つも消費されることさえない、最悪の悪業になります。
無色界地
空無辺処地、識無辺処地、無所有処地、非想非非想処地が、無色界地の4種類です。
人の別、て項目があって
預流道
一来道
不還道
阿羅漢道
てあって。。「この章での「人による区別」」て書かれてる
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序文
目次
序章 アビダンマッタサンガハの予備知識
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神通とは、さまざまな神通、天耳通、他心知通、宿住随念通、天眼という5種類です。 P448
他者の死と転生を把握できる能力
特相、作用、現にあること、直接原因という4つの仕方によって、名色を把握することが見清淨です。P454
度疑清淨
因縁、前後関係が把握できると、因果法則の疑いを乗り越えられます。因果だから「私」がいないと分かります。
P457
しかし、罠もあります。このような状態で観瞑想を続けると、罠が10項目あらわれます。
止瞑想のときのように光が感じられたり。。。
こういう面白い体験に因われて、観瞑想と続けるのをやめてしまうとそこで成長も止まります
しかも同じ体験をもう一度味わえません。「あれをもう一度」と過去の記憶=非存在を追っていて、目の前の対象を確認していないのですから。
道非道智見清淨
行道智見清淨
智見清淨
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現法受業、次生受業、後後受業、既有業という4種類の業は、異熟する時期によって名付けられています。
アビダンマッタサンガハを読む P272
心路という仕方で以上のように生起について説かれました。
今から、結生時における生起のまとめが説かれます。 P236
死心から次の境涯への結生心は、一生涯の心の連続である路を離れた離路の心生起です。P236
やはり離路の心生起が一番問題になるのは、死ぬ瞬間と、直後に転生してしまう瞬間でしょう。
この章では、その離路の心生起によって一つの境涯から次の境涯に「輪廻転生」してしまうことについて、輪廻や転生した先がどのような境涯であるかということ、そして輪廻してしまう仕組みを分析します。
この章では、その離路の心生起によって一つの境涯から次の境涯に「輪廻転生」してしまうことについて、輪廻や転生した先がどのような境涯であるかということ、そして輪廻してしまう仕組みを分析します。
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業、心、時節、食の4つは色の起因と呼ばれるものです。 P332
業生色 物質は業によって生じます。
心生色 物質は、心からも生じます。
時節生色 火界=熱が、物質を変化させ生滅させます。
食生色 食・栄養も、新たに物質を生み出します。
宇宙規模で見れば、全世界三界のうち、欲界には物質も心もありますが、色界梵天には物質は素粒子のエネルギー状態であるだけです。無色界は心だけの世界です。
そして心の強さは、地獄や畜生の生命が一番弱く、人間や天人よりも、禅定をつくった梵天たちのパワーが圧倒的です。
物質の原因4つは分けられない
つまり、物質をつくるのに業、心、時節、食の4つの原因があるのですが
P336
有余依涅槃
無余依涅槃
P357
お釈迦様を例に取れば、35歳で悟りを開かれてから80歳で大般涅槃に入られるまでの活動が、この有余依涅槃でおこなわれました
しかし業・寿命が尽きたとき、心も回転を止め、滅します。身体もやがて朽ちます。拠り所が完全に滅したので、無余依涅槃といいます。
お釈迦様や阿羅漢の方々の般涅槃が、無余依涅槃です。後には何も残りません。
身想念 P435
四十業処の一つとして先ほど見た身想念は、身体を32の部品に分けて観察します。
この四界分別では、身体を地水火風の四大元素に分解して、身体への、ひいては、自我や高慢の執着をなくします。
P437
業処の分析
ここからは、止と観の修習の業処を、2種類とも、順次、解説します。 P426
業処とは仕事、仕事場のことです。ここでは悟りに至るためにする仕事、仕事場のことです。止と観の2種類あります。
止 サマタ
観 ビパッサナー
とパーリ語で、サマタビパッサナーっmとかって書いてある
Samathavipassanānaṃ
Samatha サマタ
vipassanānaṃ ビパッサナー(語尾変化)
この章では悟りに至る修行の仕方を、まず止の仕事として、次いで観の仕事として解説します。
samatha-kammaṭṭhāna-naya
その中、まず止(サマタ)のまとめとしては、十遍、十不浄、十随念、四無量、一想、一差別、四無色という7種類(の40項目)で、サマタの業処がまとめられます。
お釈迦様以前からある止瞑想についても、お釈迦様が、絶対間違いがないようにと工夫して、仕事の内容をまとめておられます。
carita 6
貪性、瞋性、痴性、信性、覚性、尋性という6種類に性格はまとめられます。
必死の集中力ではなく、禅定の統一状態の心の強さで、しかも日常の欲界の心で、現象を、ありありと観察できるのです。
十遍
十不浄
十随念
四無量 慈悲喜捨
一想 食厭想
一差別 一分別 地水火風
四無色 空無辺処などの四つ
適合の分別
性格と業処の分析
自己判断するのは危険です。自己評価と、自分さえも気づかないほど巧妙に隠されてる自分の本性にはズレがあります。
人は誰でも本来、自己中心的なのです。自分が一番かわいいのです。自己に対する欲と、自己を攻撃から防衛する怒りが生命には本来あるのです。
これは自我、高慢が最後まで残る煩悩であるように、誰にでも本来あるものなのです。
修習による区別
修習による業処の区別
禅定による業処の区別
境による区別
修習と相の組み合わせ
色界禅の想起
無色界禅の想起
神通の生起
神通 5
観業処の仕方
清淨 7
相 3
随観 3
観智 10
解脱 3
解脱門 3
清淨の区別
戒清淨
心清淨
見清淨
度疑清淨
道非道智見清淨
(観の汚れ)
行道智見清淨
智見清淨
四作用の成就
観察智
解脱の別
人の別
定の別
奨励
結語
高貴な家柄の麗しい偉大な家系に生まれ、
強固な信心と清らかな徳を持つ
ナンバという人が、人々を憐れんで(アヌルッダ長老に述作を)誓願した、
その論書(アビダンマッタサンガハ)が完成しました。
祈願
明らかな智慧と清らかな徳と恥を知る比丘たちは、
その広大な徳によって、
徳ある者たちが住する高名なムーラソーマを
この世の終わりまで尊重せよ。善財増長の吉祥のため。
以上、アヌルッダ師によって著された「アビダンマッタサンガハ」という論書。
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身体にある認識する窓口が眼耳鼻舌身の五根、性色2つも根。命色も根。
。。。ちとここぐらいまでにしておく
P377
第七章 まとめという分析
1 趣旨
72種類の特相を持つ実法を説きました。
この章から、それらを適宜に総合して説きます
2 要目 mātikā
「まとめという分析」には、不善のまとめ、雑のまとめ、菩提分のまとめ、一切のまとめという4種類があります。
1不善のまとめ
2(善と不善の)雑のまとめ
3 漏
4 暴流
5 軛
6 繋
7 固執
8 蓋
9 随眠
10 経の結
11 アビダンマの結
12 煩悩
13 基法の取り方
14 摂偈
15 因
16 禅支
17 道支 12
18 根 22
19 力 9
20 主 4
21 食 4
22 基法の取り方
23 摂偈
3 菩提分のまとめ
24 念処 4
25 正勤 4
26 神足 4
27 根 5
28 力 5
29 覚支 7
30 道支 8
正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定という8つが、道支です。
正思惟
出離思惟
無恚思惟
@lib2015blog: 無恚思惟は、普通の瞋恚ではなく、思惟するのですから、たとえば向上心が他者との競争・ライバル意識にならないように、自分の高慢に繋がらないように気をつけることです。 無害思惟
@lib2015blog: 無害思惟の害は、瞋恚よりは柔らかい、害になる気持ちです。「どうしてうまくいかないんだ」とか「なんでこんなことになったんだ」などとサッと心に現れる、拒否したくなる気持ちです。これもなくすように思考を工夫します。 出離思惟
無恚思惟
無害思惟
無恚思惟
無害思惟
は正思惟なんだな。。要するに仏教聖典の。。損なう心のないこと、てやつらのそれか。。
無恚 それがない
うん。。「なにやってもだめだ」とか「うまくいかないなあ」とか。。そのときストレートに「無害思惟」て言葉で検討するのは悪くないだろう
うん
和英対照仏教聖典 P331
31 基法の取り方
32 自性を説示する摂偈
33 箇所による分別
一切のまとめ
34 蘊 5
一切をまとめると、色蘊、受蘊、想蘊、行蘊、識蘊の五蘊です。
35 取蘊 5
五取蘊は、色取蘊、受取蘊、想取蘊、行取蘊、識取蘊です。
36 処 12
37 界 18
38 諦
四聖諦とは、苦聖諦、苦集聖諦、苦滅聖諦、苦滅に至る道聖諦です。
39 基法の取り方
40 五蘊の基法
41 取蘊の基法
42 処と界の区別
43 四諦の基法
三界の輪転は苦であり、渇愛が因です。滅は、涅槃であり、世間を越える道が示されています。
44 諦から除かれるもの、結語
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第四章 路(心の生滅)の分析
第三章 雑多なものの分析
適宜に相応している心と心所が、自性から53ある。今、それらの心と心所に関して、受、因、作用、所縁、基から、心が生起する仕方に随って、適切にまとめを導きます。
第四章
以上のように、心の生起についての最上のまとめを終えました。
有情の次元による区別と人の性格による区別に向けて、前後を間違うことなく結生してからの生起について、生起の仕方というまとめを、結びつけて出てくる順に解き明かします。どのようにでしょうか?
||
第三章
感受という認識は、どの生命にも同じはたらきです。感受したものを各自の意根でいろいろ妄想してつくり上げると、各人バラバラの認識ができ上がります。
善にせよ不善にせよ、過去の業の異熟なので、感じたらそれで放っておくしかないのです。新たな欲や怒りに発展しないよう気をつけるべきです。
因 善か悪かの道徳的な原因になるかどうかで、なるなら有因、ならないなら無因とアビダンマでは言っているのです。
作用とは
結生心は、前世でどこかの境涯で死んだ直後に、別のどこかに生まれ変わる瞬間の心です。
所縁とは
基のまとめ
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善いことをするときは、不貪と不瞋はかならずセットで生じるのです。
受のまとめ
まず、受には、楽、苦、不苦不楽の3種類があります。また、楽、苦、喜、憂、捨(平等)という分類によっては5種類になります。
感受という認識は、どの生命にも同じはたらきです。感受したものを各自の意根でいろいろ妄想してつくり上げると、各人バラバラの認識ができ上がります。
身体で感受する身識は、。。。
善にせよ不善にせよ過去の業の異熟なので、感じたらそれで放っておくしかないのです。新たな欲や怒りに発展しないように気をつけるべきです。
因による心分別
不貪、不瞋の二因に、もし智慧(不痴)もあったら、三因が揃います
結生心は、前世でどこかの境涯で死んだ直後に、別のどこかに生まれ変わる瞬間の心です。
死について
「もうダメだ」と、心が身体から離れた瞬間が、死んだ瞬間です。その瞬間の心だけを死心というのです。
直後に、間を置かずに、何かに転生します。その瞬間を結生心というのです。
どのようにでしょうか?生、住、滅という3刹那が、1心刹那です。
その心刹那17回が、物質というもの(色法)の寿命(1刹那)です。
つまり、時間などというものが本質としてあるのではなく、時間とは物質の変化ということなのです。
意門からの情報により、つまり心だけの刺激で心が生じるなら、その変化生滅は、鈍い物質がない分、とても素早いものになります。1セットに17心刹那も必要ないのです。
意門安止速行の仕方
一方、世尊が双神変を示現するときなどの敏速な
「無想定だけはやってはいけません。無想有情に転生してはいけません」とお釈迦様はよくおっしゃっていました。
lokuttarañ ceti
akusala-citta 不善心
lobhamūla-citta 貪根心
Abhidhamm
宇宙全体は、低温でも低エネルギーの真空なのではなく、高エネルギー(ダークマター)で満たされています。現代科学の到達点はここまでです。
アビダンマッタサンガハを読む
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