2011年 ユーロ大炎上
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さて、日本の碩学にして、わたしの先生である増田悦佐先生と、いつも本づくりに斬新な規格をくれる中島孝志氏にお礼を申し上げたい
2010年7月28日 松藤民輔
P5
1939年8月 ソ連 ナチス・ドイツとの間に不可侵条約を締結
「欧州の天地は複雑怪奇なり」平沼騏一郎首相 総辞職
2010年
2度めのドバイ危機
ギリシャの債務危機
ハンガリー危機
市場の不安感がピークに達した5月6日 一時998ドル安
1987年
507ドルの暴落(ブラックマンデー)
「FALSE DAWN」がアメリカ経済です。
2009年4月でしたよね
税金を治めずパンとサーカスばかり要求する民衆に政治が引きずりまわされることになる
P130
松藤民輔
これが、アメリカの移民と日本の政治家と大企業、記者の現実です。ここでは「民衆」と呼ばれてるのが日本の政治家です。税金を治めていない事実があります。
欧米のパワーエリートたちのパワーポリティクスに巻き込まれ、大きな傷を負わずに済んだのは、われらが無能なるリーダーのおかげなのだ。これは皮肉ではなく、心から感謝しなければいけない。巻き込まれなかったたまに得したことはあっても、損したことはなにひとつない。
P229
吉田茂はイギリス流のユーモアとウィットが得意で、雑談はできるし、GHQの指示命令をきちんと遂行する総理だったけれども、日本をどうするかというグランドデザインなどなにも持ち合わせていなかった。
P230
サンフランシスコ講和条約の締結、日本の独立などは、そのときどきのアメリカの国益に沿っただけのものにほかならなかった。
P20
さて、国債の金利で眺めると、すでにギリシャは破綻しているといっていい。国債の大量償還が2010年から数年間連続するけれども償還不能であることはほぼ決定しているといっていいだろう。
松藤民輔 2010
スペインも国内の2大銀行が抱える大量のCDSで金利が上昇している
松藤民輔 2010
マーストリヒト条約
国家としてデフォルト(破綻)に陥るのがいちばん早いのは、対外債務がGDPの1.5倍もあるドイツではなく、1.8倍のフランスでもなく、2.9倍のスイスでもなく、4倍に達しているイギリスだ。
松藤民輔 2010
大崩壊はだれにも止められない
いまだにそうである。なんいも解決などしていない。
P22
市場の標的は国債と通貨に変わった。こうして「ソブリン・リスク」が発生したのである。
P23
G7にしてもG20にしても、中央銀行に相場を動かすことなどできやしない。金融政策は過熱を抑える効果はあるが、冷え込んだ景気を活気づける力は持ち合わせていない。
P23
金は、2011年に1トロイオンス2100ドル、5年以内に4000ドルを目指す。金が通貨なり混乱する世界経済の道標に成り代わる
松藤民輔 2010
ボリンジャーバンドやランダムウォークといった投資理論などには目もくれず、スーパーや商店街を歩いてつかんだ感覚で投資する。その極意は素直で勉強かであることである。
このミセス・ワタナベが金価格を2100ドルにするのだ。
松藤民輔 2010
2010年4月23日
G20共同声明 「世界経済は予想以上に回復している」
ドバイ危機
ギリシャの債務危機
ハンガリー危機
ソブリン・リスク→ユーロの大暴落
ギリシャの金融危機で、5月の株式市場は下落した
ユーロ加盟条件
財政赤字対GDP比3%以内
マーストリヒト条約
イギリスは2011年に通常年の2倍も償還しなければならないという「リファイナンス問題」を抱え、財政の切迫状況は”危機的”」なのである。
P22
P34
ドバイはアラブ首長国連邦の一角を占める首長国である。ここは隣のアブダビとちがって油が出ない。
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「欧州の天地は複雑怪奇なり」
1939年8月、ソ連が突然、ナチスドイツとの間に不可侵条約を締結したことにより衝撃を受けた平沼騏一郎
首相は、この言葉を残して総辞職。
松藤民輔 2011年ユーロ大炎上!
平沼騏一郎
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はじめに 「ミセス・ワタナベ」が押す金融恐慌のボタン
この2010年5月も「ミニパニック」ともいうべきヨーロッパ債務問題が世界を襲った。
「ギリシャ危機」
P1
経済学者のいうような時代はけっしてやっては来ない。また経済史を知らない経済学は、無用どころか、かえって透視の邪魔になるだけだ
200兆円も介入資金を使ったオバマ大統領
P4
本書の各章は、中国を礼賛する人たちと違い、経済史のサイクルから結論している。世界はじつは、統合から分離の時代にさしかかっている
2010年
さて、日本の碩学にして、わたしの先生である増田悦佐先生と、いつも本づくりに斬新な企画、新鮮なアイデアをくれる中島孝志氏に御礼を申し上げたい。
P5
P5
序章 日経平均7600円 金価格2100ドルの衝撃
第一章 本丸はギリシャではなくイギリス
第2章 最強の金融機関が崩壊する日 デフォルト
第3章 中国経済終わりの始まり
第4章 金価格2100ドル
第5章 メディアの嘘
序章
欧州の天地は複雑怪奇なり」
1939年8月、ソ連が突然、ナチスドイツとの間に不可侵条約を締結したことにより衝撃を受けた平沼騏一郎
首相は、この言葉を残して総辞職。
2010年4月23日 G20声明
その後
2度目のドバイ危機、ギリシャの債務危機、ハンガリー危機
ソブリンリスクによるユーロ大暴落