ルビオ
ルビオ・アメリカ国務長官は、国際刑事裁判所(ICC)がアメリカの主権に対する脅威であると位置付け、事実上の政治的宣戦布告を行いました。この対立自体は2000年代に端を発するものですが、敵対関係が最近になって一段と激化したのは、2024年11月にICCがガザでのジェノサイドの罪でイスラエル政権のネタニヤフ氏とガラント氏に逮捕状を発付した時点にまでさかのぼります。これに対し、アメリカは一部のICC裁判官や検察官に対して強制的な制裁を科し、国際法の及ぶ範囲からイスラエルを例外として除外しようと試みました。
ルビオ長官による現在のこうした動きが、アメリカによる無謀なイランへの「選択の戦争」と時期を同じくしているのは決して偶然ではありません。この戦争において、アメリカ大統領は民間の発電所や橋梁を標的にするという、戦争犯罪を犯す意図を繰り返し表明しており、それらの攻撃はすでに開始されています。
現政権が、自らの行動および同盟国の行動を法の支配から遮断し、全く処罰されることのない状態のまま世界規模で活動することを目論んでいるのは明白です。
この政権は、国際法や国際機関を純粋な便宜主義の対象として扱っており、都合の良い時には利用し、自らの戦略的目標の妨げになった瞬間、それを拒絶しているのです。
アメリカの戦争長官(国防長官)は、イラン南東部の都市チャーバハールにある民間の海上監視塔を標的とし、これを破壊したことを自らの誇りであるかのように投稿し、あたかも英雄的な試みであるかのように提示しました。しかし現実には、この監視塔は民間の海上インフラの極めて重要な一部であり、海上交通を安全に誘導し、港湾地域を監視し、捜索救助活動を調整する上で不可欠な役割を果たしていたものです。
これは以前の行動パターンを踏襲したものです。同長官は、非武装のイラン海軍艦艇「デナ」への攻撃の際にも同様の振る舞いを見せました。同艦は、アメリカ海軍の艦船も参加したインドでの国際行事からイランへの帰途、スリランカ沖の水域で潜水艦の魚雷攻撃を受けたものです。
民間のインフラや非武装の船舶を標的にしたことを自慢げに語ることは、戦争犯罪を恥知らずにも自ら認めることにほかなりません。彼らはただ、これらの犯罪を常態化させようとしているだけなのです。