Diegetic/non-Diegeticの越境
#音響表現 #音響の手法 #映像表現
Diegetic Soundとnon-Diegetic Soundの切り替え。
標準的な定義でいえば、ダイエジェティックサウンドは、その音源が当の作品世界のなかにあると解釈されるもの(それゆえ登場人物が聞きうるもの)であり、ノンダイエジェティックサウンドは、その音源が当の作品世界のなかにはないと解釈されるもの(それゆえ登場人物が聞きえないもの)である(Bordwell & Thompson 1997: 330)。登場人物の声や物音はダイエジェティックであり、登場人物ではないナレーターの声やムードメイキングな背景音楽などはノンダイエジェティックである。音楽でも、その世界のなかで流れているものとして解釈される音楽はダイエジェティックになる。もちろん、両者があいまいだったりシームレスに連続していたりするケースもよくある。 Diegetic Soundについて - 9bit
MVだと音源版と差別化するためによく使われる手法。
https://youtu.be/jzD_yyEcp0M?list=RDjzD_yyEcp0M
Marshmello & Anne-Marie "FRIENDS"
1:04 音声がヘッドホンの音漏れに切り替わる
2:09 映像の中で演奏したピアノの音が鳴る
同時に環境音を流して映像との接続を強調することが多い?
そもそもMVの場合、映像が音声を従属しないため明確なストーリーを展開しにくい
リップシンクは窓越しの発声に見える
環境音には映像を音源化する効力がある
https://youtu.be/fTwAz1JC4yI?list=RDfTwAz1JC4yI&t=237
岡崎体育 "MUSIC VIDEO"
Jacques Tatiの『プレイタイム』では、この切り替えが自覚的に用いられている。
中盤に楽団が登場するシーンでは、映像上Digeticに見えるのに
『落下の王国』のオチでも同様の演出があった。
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