強迫神経症と向き合う
タイトルが病名ですが、病気自体の話ではなくて自分がどんな感じで過ごしていたかを書いていきます。
文章がうまいことまとまっていないです。
僕が小学2年生に進級した頃から、物に対して何度も確認したり、不安に感じる症状が出始めました
例えば、
学校へ登校するときにランドセルにきちんと必要なものが入っているか何度も確認
下校するときにきちんと持って帰るものがランドセルに入っているか、机やロッカーの中に必要なものを忘れていないかも何度も確認
登下校時に物を落としたりしていないか道端で何度も後ろを振り向く
道になにか物が落ちていれば自分のものか心配になり、確認のために歩いて戻る
移動教室で教室を出るときや、トイレから出るときも何度も確認
文字を読むときに指で一文字ずつ確認
確認を繰り返してしまうほかは、ランドセルや机の中に教科書類を入れるときとか靴箱に靴をなおすとき端にきっちりと合わせて置く作業を長時間続けていたりしました
最初は几帳面にしているだけだと思っていましたが、小学4年生ごろから明らかに確認の対象が増えて、確認だけで疲れてしまうことがありました
外出しようとしても確認を何度も繰り返すから準備に時間がかかって、朝早くに起きて準備を始めても実際に玄関に出れるのは昼を過ぎていたこともありました
それでも小学4年生までは毎日登校できていたのが、そこからは中学2年生の間は時間通りに登校することができなくなっていき欠席することがほとんどの年もありました
自分の中で欠席は絶対にだめだと思っていて、小学2年生のときも3年生のときも皆勤賞を取るのが目標で実際に賞状をもらっていたし、いじめにあった訳でもなかったので登校していました
それでも小学4年生のときに一回休むところまで行くとそれから休むことが増えてしまって
今までは絶対に休みたくないと思っていたけれど、でも両親が「休んでもいいし、休むことで自分が安心して過ごせる場を見つけられたらいい」と言ってくれたので、両親には助けられました
休むことで、確認作業をしなくてもいいとまではいかないけれどすごく精神的に楽になって休養できたので今では良かったのかなとは思えるようになっています
それで体を休めることができるようになったのですが、休めば症状が改善するというわけでは全然なくて、家の中にいると自分がいる家の中の部屋全てに物の不安が出始めて、学校に行っていたときよりも確認が増えてしまった時もありました
それでも寝室で寝ていればそのしんどさからは逃れることができたので、前よりも寝ている時間はすごく長くなっていたと思います
学校を休んでも、学校と関われなくなったわけではなくて担任の先生やクラスの友達が家まで時間割を届けに来てくれたり、短かったけれど話すこともできたので本当に暖かくしてもらったことに感謝でいっぱいでした
それから症状が少しずつ軽くなって行き始めたんですが、自分が一番楽しい時間を見つけることができたことが一番の理由だと思います。
去年の4月に入った頃に今の推しをYouTubeで見つけて、Vtuberさんのライブ配信を見ること自体が初めてだったんですが、推しの声がとにかくかわいいと思ってそこからおもにアーカイブを見るようになり、時間があったときは配信も見に行くようになりました
推しの声を聞いているとすごく元気をもらえて、雑談で話してくれるエピソードが自分では経験しないようなめっちゃ面白い話ばっかりで、ゲーム配信も一生懸命なところを見るのが楽しかったです
歌みたの栞が特に好きで毎日聞いていました
雑談で話してくれる内容に、学校の話とかアルバイトの話とかがあって、今まで自分の中でアルバイトとか働いている未来を想像することができなかったけれど社会で働くことに興味を持たせてくれたのも推しです
社会不適合でニートの推しでもアルバイトの話が面白くて、聞いていて面白くて経験豊富ですごいなって自分の中では思っていましたw
推しにはたくさん元気をもらったし、自分が将来のことを考えられるようになるきっかけをくれたのも推しだったので推しにはありがとうの気持ちです
今の自分は、症状は一番重かったときよりも全然軽くて、日常生活を送る上でもほとんど支障はないぐらいまでは回復できています
昔では考えられなかったような自分の将来を考えることとか、アルバイトに興味を持つこともできるようになったので、今は将来設計をしっかりと立てて目標に向かって今できることをやっていこうと思います。
強迫神経症の症状が一番重かったときには、一個一個の動作を確認するからやっぱりしんどかったけれど、自分の場合は休んで居場所を見つけたことでちょっとずつ楽になっていったから休むことも大事なんだと気付かされました。
推しを見つけてからはみるみる元気になっていったので、推しの存在は自分にとってたくさんの希望をもらえたと思います。
推しと出会えてよかった。