バーチャルな時空間の現象学的解釈
前提: 対象が認識に従うという解釈
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現象学的、というよりカントのフェーズ?
人間が持ち合わせている時空間の概念があって、それに基づいてセンスデータを解釈しているから「時間」「空間」を認識できる、という解釈
物理時間/物理空間かバーチャル空間/バーチャルな時間に関わらず、提示された情報を時間/空間の枠組みで解釈している
提示されたセンスデータを、自分達が知っている時間と空間のモデルで捉えることで、時間と空間を感じる
意味のないモザイクをVRで見せられても空間を感じられないが、立体になるように作られた映像であれば空間を感じられる
時間も同様
人間は大体同じ時空間のモデルを共有しているので、同じ情報を受け取った時に同じ時空間にいると感じられる
コミュニケーション理論のどれだったかにおける共有されているシンボル?
ここには身体概念も関わるか
その上で、
認知の時空間のモデルはマクロ的には物理時間・空間より自由なのでは
=> バーチャルな時空間 ー 物理的制約に縛られない時空間のモデル・技術・アプリケーションについて
空間的には同じだけど色は別、とかありえるのでは
=> Polymorphic Reality ー なめらかにつながる間主観的なメタバースへ向けて
現象学入門: 新しい心の科学と哲学のために
全般的な枠組みについては、 時間がアプリオリで直観に備わる主観的形式 であるとカントが主張していることを思い出そう。
これは、人間は先天的に時間概念を持っていて、それに基づいてセンスデータを解釈している、みたいなことかな
対象についてのあらゆる認知は、 直観において私たちに与えられるセン スデータが悟性の付与する概念と結びつくことで成り立つ。 時間は直観の形式 として、 直観もしくはセンスデータが私たちに与えられるしかたを決定する。