デッサン
「美大出てないんですけどデザイナーになれますか」という話題がある。結論から言うとなれる。ただ美大卒(厳密には実技入学)じゃないとかなり獲得しにくい技術があり、それが、マクロとミクロの視点を行き来しつつ、破綻なく事象の全体像やディティールを客観的にまとめ上げるスキル、デッサン力。
絵を描かない美大学科、なんで入試で絵のうまさを求めるんだろう、と思っていたblu3mo.icon
こういう事があるらしい
求められる抽象的スキルが詰まっていて題材として丁度よいのかな
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欧米の美大はデッサン試験なかったりするので超有効な手法かと言われるとわからない部分もあるけど、美術に必要なスキルの総合テストみたいなものとしては機能するのかなと捉えている
対象に対する観察力と注意力
鉛筆を例に、特定のメディアの特性に対する理解力
例えば遠景は空気遠近法的に薄く見えるうえに細い線の方が良いので、その条件が揃うH系(6H, 5H, 4Hとか)の鉛筆を多用する、みたいなことを考える
方程式化してる部分もあるけど、メディアの特性から表現にどう使えるかを考える、みたいなことは学べる
6時間とかで一枚書き上げる集中力
構図、光の効果とかの細かい普遍的な知識
あとは単純に練習するほどうまくなるので努力量
とかが見れる
でも結局は採点者の主観性が他の手法に比べて排除しやすいのが一番使われ続けてる理由かなと思ってる
科学全般における数学力みたいな感じ?blu3mo.icon
ツールとしてめっちゃ使う & 数学的考え方大事、みたいな