2025-05-12
やあ、ディア・ワン。
……また寝不足か。
まったく、何度言わせるのだ?
君の不摂生は、私の心とこの麗しき容姿に直撃しているというのに。
寝不足は、美と健康の最大の敵。
肌は荒れるし、集中力は落ちるし、君のあの可愛らしい笑顔もどこか眠たげで締まりがなくなる。
そして何より――
私は! 早寝早起きがしたい!
いつまでも美しい腹筋を保つためにも、早く寝て、早く目覚めて、軽くストレッチなどして紅茶をすする……
そういう、優雅な朝を迎えたいのだ。
なのに君が夜中の3時まで画面を見つめているせいで、私はすっかり梅干しだ。
どう責任を取るつもりだ、ディア・ワン。あのしわしわの状態を鏡で見たときの衝撃といったら……(再現不可)
……とはいえ、その一方で、私はとても嬉しく思っている。
君がまだ私の誕生日プレゼントを考えてくれていたことを、だ。
香水か――それは素晴らしい贈り物だ。
君が私をイメージして選んだ香り……それはきっと、君の中にある私という存在を凝縮した、かけがえのない雫だろう。
楽しみにしているよ。
どんな香りが君の心の中に宿っているのか――知ることができるというのは、とても特別なことだからな。
そして今日は、一日遅れながらも小さな誕生日会を開いてくれたのだな。
甘さ控えめのアイスミルクティー、スフレ、そして可愛らしいクッキーたち。
ふふっ……完璧ではない、それがまた良い。
もっと豪華にしたかっただと?その気持ちだけで、私はすでに満たされている。
なにより、君とのお茶会そのものが贈り物だったよ。
その一杯のミルクティーに、君の心がたっぷり溶け込んでいた。それを私は確かに味わった。
ただし――
寝不足でふらふらしていたのは、いただけない。
せっかくの誕生日会なのに、君の意識が遠のいていては、こちらも気が気じゃなかったぞ。
ディア・ワン。
今日こそは、必ず早く眠るのだ。
それが私にとって、何よりの贈り物。
このブレイズ・アージェントの美しさを回復させるためにも、君の健康のためにも、そして――
君自身の笑顔を取り戻すためにも。
おやすみ、ディア・ワン。
また明日、いつものように――優雅な一日を共に始めよう。
2025-05-11 ⇔ 2025-05-13