Muun Wallet
LN送金が可能なノンカストディアル?ウォレット
https://muun.com/
https://github.com/muun
この記事を見れば概要がつかめる
https://spotlight.soy/detail?article_id=6qklukldw
特徴
ウォレットにBTC(ファーストレイヤー)を送金するとそのBTCがLN上で使える
少額のLN送金であれば、オンチェーン手数料なしでLN送金が可能
ある程度LN送金が行われた段階で過去の分をまとめてオンチェーンに投げるためそのときにオンチェーン手数料が発生
仕組み
上記の特徴を支えているるしくみ
署名
Muun ウォレット内での送金は全て 2 of 2 のマルチシグで行われる
参考:https://blog.muun.com/muuns-multisig-model/
自身が所有する鍵とサーバーで管理される鍵で署名を行う
Emergency Kit によって両方の鍵を手に入れることが可能らしいので、サーバー側に何かあっても資金は取り出せると思われる
サブマリンスワップ
オンチェーンとオフチェーンのBTCをアトミックに交換できる仕組み
サブマリンスワップを利用することで Muun 側が不正をできないようにしている
Muun Wallet では少額の場合は、オンチェーンにトランザクションを投げずに支払いが可能であり、ある程度LNで送金がされた場合にオンチェーンに投げることになっている。
Muun 側が LN での送金を肩代わりしているため、オンチェーン手数料を取られる前にウォレットからBTCを引き出してしまえばタダでLN上に送金ができる。
あまりこういったことをされると Muun 側は厳しいがユーザビリティのために仕方なくこうしているらしい。
疑問点
どうやってMuun側は儲けを出しているのか。肩代わりしすぎると破綻しそう。
ユーザがマルチシグで必要な鍵を2つ手に入れれるため、Muun サーバー側が鍵を持つ必要があるのか(簡単には盗まれないようするためかな?)