BOLT #0と読む流れ
BOLT #0用語の解説など
BOLTとは
Lightning Networkの仕様
オフチェーンでビットコインの送金を行うためのレイヤ2プロトコル
BOLT #1 Base Protocol
BOLT #2 Peer Protocol for Channel Management
BOLT #3 Bitcoin Transaction and Script Formats
BOLT #4 Onion Routing Protocol
BOLT #5 Recommendations for On-chain Transaction Handling
BOLT #7 P2P Node and Channel Discovery
BOLT #8 Encrypted and Authenticated Transport
BOLT #9 Assigned Feature Flags
BOLT #10 DNS Bootstrap and Assisted Node Location
BOLT #11 Invoice Protocol for Lightning Payments
どこから読み始めるか
参考:nayutaBlog
BOLT # 0では用語の解説がある。目を通す程度。
プロトコルの階層順で行くとBOLT #8から読み始める。
他の章と独立していて通信を開始する前のネゴシエーションと通信を開始してからの符号化処理について書かれている。他の章は、この章の内容が実現されている前提になっており、実装をしないのであれば、あまり気にしなくていい章。
BOLT #1、BOLT #2、 BOLT #7 はP2P通信プロトコルについて記載されている。
# 1, # 7で使用するパラメータの一部をBOLT #9 で, # 2で使用するパラメータの一部をBOLT #4で詳細に説明している。
BOLT #3は、1st Layerで使用するトランザクションと# 2で交換したメッセージの関係や、スクリプトで使用する鍵の導出について記載されている。
BOLT #5は、トランザクションをon-chainでどのように扱うべきかを示している。
BOLT #10は、ノードの情報を得る手段について、BOLT #11は請求書(invoice)について。
BOLT #2からがシーケンスが図になっているので、イメージがつかみやすいかも。