BLS署名
用途
DfinityのBLS署名
署名の値を疑似乱数としてバリデータを選定する
sharding notariesの署名集約
Ethereum2.0のお話
zk-SNARKs
ZCashにおける秘匿送金やFilecoinのストレージ証明に使用される。他にもzk-RUへの応用などがあり、一番広く使われている
zk-SNARKs自体は楕円曲線暗号、NP完全、確率的検証性などの数学的手法を用い、離散対数問題などの暗号的仮定に依拠しながら、簡素で非対話なゼロ知識証明を構築しており、BLS署名はその道具の一つに過ぎない.
VDFs
マルチシグ
シュノア署名と比べると、署名サイズが小さく、シュノアでは必要なマルチシグスキームで複数回のコミュニケーションが必要ないことがメリットとしてあげられる一方、署名検証時にペアリングの計算コストが高く時間がかかってしまう
また、このペアリング計算コストの最適化施策も多く提案されています。
性質
シンプルな閾値署名が可能。
集約署名:複数のメッセージに対して複数の署名者によって作成された複数の署名を、一つの署名に集約することが可能
確定的:一つの鍵と一つのメッセージに対して、正当な署名は一つだけしか存在ない。この性質は、RSA-PKCS#1 v1.5 や EdDSAと同じであり、確率的署名であるRSA-PSS, DSA, ECDSA, Schnorr署名とは異なる。
BLSが持つ「ペアリングの双線形性」の特徴は署名の検証時に生きてくる。
ごりごりにまとめたやつ
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