本物のプログラマはPascalを使わない
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昔,古き良き時代、すなわちコンピュータの黄金時代には、本物の男達と少年達(文献中では “真の男達”と “キッシュイータ"と呼ばれることがある)を区別するのは簡単であった。この時代,真の男達とはコンピュータのブログラミングを理解した者でありキッシュイータとはそうではなかった連中であった。 DO 10 I=1, 10
または
ABEND
のように話をしたのであった。
見てわかるとおり, 彼らは大文字を使って語り合ったのであった。世間の大半は「コンピュータは私には複雑すぎる」とか、「コンピュータはとても非人間的すぎてなじめない」などと言ったのである。先達は,「真の男達は何ごとにも係わらず, また非人間的になるのも恐れない」と指摘している。
しかし、いつものことながら時代は変わるのである。今日我々は、家庭の主婦が電子レンジにコンピュータを持ち、12歳の子供達がアステロイドやパックマンで遊びながら真の男達を負かすことができ、誰もが個人のコンピュータを買えて理解できるという社会に直面しているのである。本物のプログラマ達はTRS-80を持った中高校生らによって置き換えられ、絶滅させられそうな危険におかされているのである。 今や、パックマンで遊ぶ典型的中高校生と本物のブログラマの違いを明らかに指摘する必要があるようである。もしこの違いがはっきりすれば、これらの子供達に師としてあがめられるような手本を与えることができるであろう、また本物のブログラマ達の雇用者に、なぜ本物のプログラマをバックマンで遊ぶ12歳の子供達で置き換えることが間違いなのかを説明する助けになるであろう、(もし置き換えることができるなら, 給料のかなりの節約にはなるであろうが…。) さすがにちょっと話が古いな... 増井俊之.icon