2026/0705 久野遥子監督『化け猫あんずちゃん』
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先日のNHK「美と崩壊」のせいで『化け猫あんずちゃん』が観たくなり、久野遥子監督の映画アニメ版を取り寄せ観てみた。原作漫画と異なり、11歳のかりんが地獄にいるお母さんに会いに行く話になっている。主人公の化け猫あんず、妖怪たち、かりんがからみあい、愛すべきB級妖怪ファンタジーだった^^/
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日常を人間とともに生きるあんずが、結局は人間を支え見守る。久野監督がいうように、その姿はいかにも八百万の神だなと思った。自然や暮らしの中に神々を見てきた災害大国日本にとって、一流の怪獣ゴジラと二流の妖怪あんずは、たしかに日本の裏と表に潜むものなのだろう。面白かった。
映画『ゴジラ』が、鬱積した地震や原爆の記憶が怪獣に姿したものなら、『化け猫あんずちゃん』は、自然や生活の神々が猫の姿を借りたものなのだろう。映画がそれを私たちの視野におびき寄せる。ふと、どこか見えない世界で、ゴジラと二流の妖怪が出番を待っているような気配がした(笑)