穀物倉庫
旧体制の末期から大革命の初期にかけて、パリはしばしば食料飢饉に見舞われたので、国民公会は諸地区に食料倉庫を建設して住民のために備えた。ブールドン通りの穀物倉庫はナポレオン一世の命により一八〇七年建設されたもの、一八四二年パリ市に移管されたが、一八七一年の火災に際して取壊されてしまった。