徳
プレイヤーキャラのステータスのひとつで、どれだけ善行を積んでいるか、善行を積む性質があるかを示す。
数値化されることで軸を持ち、負の値であれば悪徳ということにできるが、それがゲーム内にどのような影響を及ぼすかはデザイン(の哲学か)による。可視・不可視も様々。
イベント・エンディング分岐条件
真・女神転生IV隠しパラメータ。各イベントでの行動でLOW/CHAOSどちらかに傾いていく。終盤のイベント(倒すべき敵)が分岐する。いまどちらに傾いているかは街の酒場でそれとなく聞ける。 ロマンシングサガの『善行値』と呼ばれる隠しパラメータ。ラストダンジョン突入前のイベントが分岐する。各イベントで善行扱いとなる行動をとったかどうかで変化する、らしい(筆者は最終試練を一度見ただけなので他の分岐を知らない) 妖怪道中記のパイアス(pious: 徳・信仰心)は各ステージの神社で祈ったり(連打)善行イベントで増加し、最終面クリア時の値で主人公の転生先(六道)が決まる 徳が高いと特典がある
新桃太郎伝説の『人気度』。高いと商品価格が下がり、また手に入るアイテム、できる仲間がいる。低いと値上がり。およそヒーローらしき行動や人気の出そうな行動で上がり、戦闘で仲間が力尽きたり悪行で下がる。最大値100で、女湯を覗くと16下がる ただの数値
ヘラクレスの栄光IV 神々からの贈り物の『わるいことをしたかいすう』は民家のものを盗んだりするとカウントが上がっていくが、上がるだけで何も起こらない(同じことをするとヘラクレスの栄光Ⅲ 神々の沈黙では『しんらいど』が下がり、仲間が戦闘中の指示に従いにくくなる)。セーブデータに表示される値なので、圧だけがあり、味がある。ドラゴンクエストⅣの勇者たちがタンスやツボをおとがめなくフリーダムにあさる姿勢には多くの制作者が衝撃を受けたのか、「ドラゴンクエストとは違う因果が発生する」が様々な作品にフックとして表れた